tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

鶏ガラと豚骨の濃厚スープ、味変も楽しめる「麺々結び」(奈良市西木辻町)

2023年12月13日 | グルメガイド
冬場になると、いつもラーメンが恋しくなる。しかし最近は以前に比べて、ラーメン情報に疎(うと)くなっている。そこで、発売されたばかりの『究極のラーメン2024』(ぴあMOOK関西 税込み990円)を買って、情報を仕入れることにした。今回も、宇陀市のTAR-KUNこと林岳史さんが「ラーメン四天王」に選ばれ、誌面座談会にも出ておられた(TAR-KUNのラーメンブログは、こちら)。



ぱらぱらとページをめくっていると、「究極のラーメンアワード2023」の「新店部門」に、「麺々結び」(奈良市西木辻町86-1)がグランプリを受賞されていた。「JR奈良駅から徒歩12分」とあるが、ここなら市内循環バス「瓦町」バス停から徒歩数分のところだ。本書には、



名店「みつ葉」出身の店主が独立開業
鹿児島県出身の麺好きで、奈良の名店「みつ葉」の2号店にて店長を勤めていた店主が独立。看板の鶏豚々は、鶏ガラで旨み、ゲンコツで濃度、背ガラで甘みを引き出すためにそれぞれ別の炊き方で炊いた濃厚スープを使用するこだわりの一杯。




麺を食べてもスープの味がボヤけないように考えられた、超多加水太手揉みちぢれ麺も特徴的。最後までくどくなく、さっぱり楽しめる美味しさにまとまっている。



これはおいしそうだ。早速、金曜日(2023.12.8)のランチタイムに訪ねた。到着したのはほぼ正午だったが、並んでいる人はいなかった。自動券売機で食券を買うシステムだった。買ったのは、看板メニューの「鶏豚々(特上・大)」1,300円と「ご飯(小)と味変セット」100円。



味変セットには、オリジナルブレンドのカレー粉、ニンニク醤油漬、粉山椒(または一味)の3種類のスパイスがついている。麺の大盛りは無料だったが、さほどの大盛り感はないので、必ず大盛りにするのが良さそうだ。


右上から時計回りに、カレー粉、ニンニク醤油漬、粉山椒

麺のある間は、途中からニンニク醤油漬や粉山椒を入れ、味変を楽しむ。麺がなくなれば、スープにカレー粉を投入し、ご飯に混ぜながら、スープカレーのようにしていただいた。


麺はこんなに太い!

ちょうど、真向かいにご主人がいらっしゃったので「味変セット、いいですね。よくこんな仕組みを考えましたね」と申し上げると、「濃い味のスープは、どうしても飽きが来ますので、お好みで味を変えてもらおうと考えました」とのこと、なるほど。


濃厚なスープ

帰る頃には、10人ほどの行列ができていた。この味なら、行列ができて当然だろう。次回は「泡魚介塩白湯」をいただくことにしたい。帰りは腹ごなしに、近鉄奈良駅まで徒歩で戻ったが、約25分だった。営業時間は11:00~15:00(売り切れ次第終了)で、火曜休。皆さん、ぜひ「麺々結び」をお訪ねください!
※食べログは、こちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする