tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

アジアコスモポリタン賞 創設記念フォーラム(2012Topic)

2012年01月26日 | お知らせ
年明けの読売新聞奈良版(1/7付)に「平城遷都1300年記念、コスモポリタン賞創設」という記事が載っていた。《奈良県と東アジア・ASEAN経済研究センター(ジャカルタ)は、国際賞「平城遷都1300年記念アジアコスモポリタン賞」の創設を決め、賞創設の記念フォーラム(読売新聞社後援)を2月3日に奈良市の県新公会堂で開催すると6日発表した》。

《賞は、東アジアの文化・経済統合などに貢献した個人・団体に2年に1度贈る。第1回の授与は今秋を予定している。フォーラムでは、スリン・ピッスワン東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局長の基調講演や、ロバート・キャンベル東京大教授、エッセイスト華恵(はなえ)さん、荒井正吾知事によるディスカッションを行う。県は「東アジアから国造りの基礎を取り入れた平城京の時代に倣い、国際的な視点から国のありようを考える機会にしたい」としている。定員450人。問い合わせはフォーラム事務局(06・6363・0440)》。

県のHPに趣旨が出ている。《本賞は、2010年に国際機関であるERIA(東アジア・ASEAN経済研究センター)が平城遷都1300年を記念して創設を発表した新しい国際賞です。東アジアにおける文化面・経済面での地域統合、域内の格差是正、持続可能な成長社会形成など、質的に充実した東アジア共同体形成に資する優れた活動を行った個人・団体を顕彰するもので、2012年以降隔年の授与が予定されています。今回のフォーラムは、この賞の創設を記念し、その意義や内容をわかりやすく伝えるため、奈良県とERIAが主催するものです》。

応募の締切日は過ぎているが、今も申し込みを受け付けている。テレビでおなじみのロバート・キャンベルさん(日本文学の研究家)や華恵さん(エッセイスト、モデル)はじめ、豪華出演陣が揃っているし、無料で参加できるので、これはお薦めである。県の担当部署は、東アジア連携課(県地域振興部)である。同課のHPから詳細を拾うと、

平城遷都1300年記念 アジアコスモポリタン賞創設記念フォーラム

■ 日時・場所
日 時:2012(平成24)年2月3日(金)14:00~17:45
場 所:奈良県新公会堂 能楽ホール (奈良市春日野町101)

■ プログラム(予定)
・オープニング 平成伎楽団
・主催者挨拶 荒井正吾(奈良県知事)
・スピーチ ノロドム・シリブッド(カンボジア協力平和研究所会長)
・スピーチ 白石隆(日本貿易振興機構[ジェトロ]アジア経済研究所長)
・基調講演Ⅰ スリン・ピッスワン(ASEAN事務総長)
・基調講演Ⅱ 木村福成(慶応義塾大学経済学部教授、ERIAチーフエコノミスト)
・特別講演 ロバート・キャンベル(東京大学大学院総合文化研究科教授)
・記念ディスカッション モデレーター:清本修身(立命館大学国際関係学部特任教授)
パネリスト:華恵(エッセイスト)、ロバート・キャンベル、荒井正吾
・閉会の挨拶 西村英俊(ERIA事務総長)

■ 主催 奈良県、ERIA(東アジア・ASEAN経済研究センター)
■ 後援 読売新聞社

■ 参加申込みについて
○ 募集人員 450人
○ 申込方法
ハガキ、FAX、インターネットより申込み受付。先着順。定員になり次第、締め切らせていただきます。住所・氏名・電話番号・参加人数を記載しコスモポリン賞創設記念フォーラム事務局まで。
○ 必要記載事項
[1]氏名 (フリガナ) ※必須
[2]郵便番号、ご住所 ※必須
[3]電話番号・ファックス番号 ※必須
[4]メールアドレス(メールにて当選通知をご希望される方のみ)
[5]お連れ様 氏名 (フリガナ)

○ 申込みに関する問いあわせ先
コスモポリタン賞創設記念フォーラム事務局
〒530-0047 大阪市北区西天満6-1-2 千代田ビル別館6F(TOW内)
電話 06-6363-0440
FAX 06-6363-0441
ネットでの参加申し込みフォームは、こちら


ロバート・キャンベルさんの講演は「コスモポリタンという生き方」、記念ディスカッションには「コスモポリタンの役割と期待」と、それぞれ仮タイトルがつけられている。かつての平城京では、大陸や半島からの渡来人が行き交っていた。奈良は、東アジアにおけるコスモポリタン都市の先駆けであったわけである。その奈良で、ロバート・キャンベルさんや華恵さんがどんなお話をされるのか、興味津々である。ぜひ、ご参加いただきたい。
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桜井市場~ん(いちば~ん)は、桜井市グルメグランプリ(2012Topic)

2012年01月25日 | お知らせ
1/12(木)、Facebook友達の前澤進治さん(トラットリア前澤)が「桜井市グルメグランプリ 屋台 出店?どうする? ミシュラン一つ☆ 和食の西村さんは出るらしい! さぁイタリアン トラットリア前澤 屋台で500食 一品 屋台価格 5月 何出す?」という符牒のような投稿をされていた。どうやら5月に桜井市で「桜井市場~ん」というグルメコンテストがあるらしい。しかし、ネットには情報が出ていない。そこで、こちらもFacebook友達の堀山英輔さん(桜井市商工会青年部)にお願いして、概要を教えていただいた。トップ画像(募集広告)にあるとおり、

開催日 2012年5月20日(日)[雨天の場合は5月27日(日)]
時 間 午前10時~午後5時
場 所 大神神社 大鳥居北側駐車場
主 催 桜井市商工会青年部
後 援 桜井市
「桜井市場~ん(いちば~ん)」とは…出場店は、自慢の料理(1品目)を来場者に販売し、食べていただきます。来場者は、1番美味しかったお店にお箸(100円)で投票していただき、桜井市グルメNo1.を決める大会です。1位のお店には賞金、賞品、広告宣伝など何らかの形で表彰します!


桜井市商工会(0744-43-0131 担当:岡村和彦さん)では、出場店を募集している(出店料2万円。締切は過ぎているが、今週中はまだ可能とのこと)。説明会は2月7日(火)午後3時から桜井市商工会館3階で開かれる予定である。

ミシュラン奈良で、桜井市からは「味の風 にしむら」と「田舎茶屋 千恵」の2か店が星を獲得した。市内にはほかにも「トラットリア前澤」をはじめ、「栄寿司」、「らーめん いち庵」など、美味しい店が目白押しである。また桜井には「三輪そうめん」という堂々たる特産食材がある。いわば「隠れグルメスポット」なのである。

「桜井市場~ん」には、味の風にしむらやトラットリア前澤が出場されるそうだし、三輪そうめん山本は、特選素材を提供されるという話もある。5月20日(日)は、ぜひ大神(おおみわ)神社大鳥居前の「桜井市場~ん」をお訪ねいただきたい。

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奈良まほろばソムリエ「語り部集い、ツアーを構想」(日本経済新聞)

2012年01月24日 | 奈良検定
恥ずかしながら、昨日(1/23)の日本経済新聞朝刊「街かど人物館」欄で、私の「奈良まほろばソムリエ友の会」事務局長としての活動を紹介していただいた。見出しは「語り部集い、ツアーを構想 奈良 歴史ソムリエ」である。

「会員どうしの交流にとどまらず、観光客向けにツアーを催すなどして奈良の情報を全国に発信していきたい」。昨年6月に発足した民間グループ「奈良まほろばソムリエ友の会」(奈良市)の事務局長、鉄田憲男さん(58)は力を込める。まほろばソムリエとは、奈良県の歴史や文化への精通ぶりを認定する「奈良まほろばソムリエ検定」の最上級の合格者。会にはこの3年間に誕生したソムリエのうち154人が参加。月に2~3回、史跡や社寺を訪ね親睦を深めるとともに、講演会や学校の授業で語り部を務めている。

奈良まほろばソムリエ友の会は、従来の解説ボランティア団体とは違った特色を打ち出すため、観光客の求めに応じてガイドを行うことよりも、地元講演会への講師派遣、高校での出前授業、「ニッチでマニアック」なツアーの実施、またそのための自主的な研鑽活動などに力を入れている。

平城宮跡を案内(10.11.7)

奈良各地には普段見られない秘仏など「本物の歴史」が残っているが、多くはあまり知られておらず「奥ゆかしいというかPR下手。会の活動を通じ紹介したい」という。今年は「古事記」完成から1300年、2020年は「日本書紀」完成からやはり1300年。奈良県は12~20年に「記紀・万葉プロジェクト」を展開する。鉄田さんは「まず会員をガイド役に、古事記ゆかりの地を訪ね歩くツアーや勉強会などに取り組みたい」と想を練っている。

記紀・万葉プロジェクトと歩調を合わせ、現在、友の会有志で「神武東征伝」(日本書紀)を読む勉強会を実施しており、春には神武東征ゆかりの地(聖蹟)を訪ねるバスツアーも予定している。2月の会員向け交流会(約100人が出席予定)では、記紀にまつわる2本立ての講演会も開催する。

上と下の写真は、「ミシュランで知った!奈良にうまいものあり」講演会(11.12.11 撮影)

会員数は毎年50人ずつ増えていくと予想されるので、3年後には300人、7年後には500人の大所帯になる。そのためにはシッカリした受け皿を作らなければならない。現行の友の会は任意団体であるが、近い将来にはNPO法人化し、組織体制の整備と社会貢献活動の強化を図ることを検討している。NPO法人への移行作業は煩雑だし、移行してからの決算書作成や総会・理事会の運営は大変なのだが、社会的な信用を得るためには、ぜひとも必要なプロセスである。

そのためにも、一層の会員のレベルアップが必要である。「最上級資格であるソムリエに合格したから、これで終わり」ではなく、切磋琢磨して、話術やガイドのスキルを磨き、(ソムリエ試験には出ない)記紀や地元に残る民話・伝承などの知識も、身につけなければならない。


近年、生涯学習とか社会教育という言葉をよく耳にする。「余暇の最高の過ごし方は、勉強である」と豪語する人もいる。だから講演会やガイド付きツアーに参加する人は多い。確かに、「school」の語源は「schole」(暇)であり、学校とは「暇つぶしの場」だった。Wikipedia「学校」によると《英語 school(スクール)の語源は古代ギリシャ語で、schole(スコレー、暇)。古代ギリシアや古代ローマの「市民」(市民権をもつ男。裕福で、労働は奴隷がおこなう)が、音楽や芝居、議論を楽しんだり、スポーツを嗜んだりする暇な時間、そしてその暇つぶしの場所から由来し、ラテン語でそれをschola(スコラ)と訳したのが直接の語源》とある。

それは極論としても、「奈良まほろばソムリエ」には、これまで学んだことを社会に「還元する」という役割が求められていることは確かである。奈良の語り部が、「何を」「どこで」「誰に」「どのように」語り継いでいくか、ソムリエの真価が問われている。
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平野奈津さんは、三面六臂のウーマンライフ・セラピスト

2012年01月23日 | 奈良にこだわる
平野奈津(ひらの・なつ)さんは私のFacebook友達で、「cafe DRINK DRANK(カフェ・ドリンク ドランク)」(奈良市橋本町8)のオーナー&店長さんである。Facebookの「自己紹介」によると《学生時代に稼いだアルバイト代全てを使って日本・海外のカフェ巡りをする。その時出会ったイギリスのカフェを見て、将来自分の店を出すと決断する。大学在籍中、フレンチのシェフのもとで修業。屋台、創作料理屋でアルバイトし、大学卒業後、イタリアンとデリカテッセンの店で修業を積む》。
※写真のほとんどは、1/16~17に撮影したもの

《デリカテッセンの店でアメリカ発祥の『スムージー』に出会いその魅力に取り憑かれ、スムージーの研究を始める。1999年 DRINK DRANKを立ち上げ 独立。その後、2人の子供を育てながら12年間現場で開発・育成・運営に携わる。2009年 野菜ソムリエ取得。2011年 コーチングラボSCP認定プロコーチ取得 現在ライフセラピストとして女性の生き方や仕事を応援する自立を目指す女性集団『育女倶楽部』の代表メンバー。その中で商品開・イベント企画をする》。



女優の藤林美沙さんは、彼女の実の妹である。藤林さんは今年、岸谷五朗作・演出の「海盗セブン」に出演される。なお「スムージー」とは、あまりお聞き覚えがないだろうが、マックシェイクのようなフローズンドリンクである。Wikipediaによると《凍らせた果物、又は野菜等を使った、シャーベット状の飲み物。クラッシュドアイス(砕いた氷)を使用したフローズンドリンクやフローズンカクテル、やわらかいアイス状のシェイクなどにも似ているが、こちらは材料そのものを凍らせて使用する》。私がいただいた「特選フルーツミックス スムージー」にはオレンジ、リンゴ、バナナ、パインなどが入っていて、果物の美味しさが凝縮していた。今その味を思い出し、有田みかんをパクつきながら、これを書いている。





平野さんは、とても36歳には見えない若々しくてキュートな女性であるが、ここに至るまでには、永らく苦悩の日々を過ごされてきた。彼女のHPの「私の軌跡と思い」によると《1999年、奈良で24席のカフェを家族で開業するも、5年後、夫の仕事の都合で大阪へ引っ越しすることになり、そこから私の苦悩の日々がはじまります。2歳になる子供を大阪の保育園に預け、奈良の職場まで通う生活。慣れない育児と仕事の両立はやがて限界まで達し、育児家事7割、仕事3割の専業主婦に近い状態での生活が始まった。慣れない地域での生活、初めての育児体験。社会からどんどん隔離されていくような錯覚と不安…》。



《日々重ねていくストレスに夫が見かね、再び奈良に戻ることになるものの、やはり幼い子どもを抱えての育児と仕事の両立はなかなか自分の満足には至らず、愛する子供でさえ、私自身の生活を阻害しているような気分に陥り始めていたのです。毎日が自由になりたいという自分と、それが出来ないのを人のせいにしている自分に対する嫌悪感との葛藤の日々でした。そんな生活を送りながらも、ある時、大きな転機が訪れます》。



《家族と経営しているカフェのリノベーションを全面的にまかされることになったのです。試行錯誤しながらも、必死に向かった売り上げを3倍に伸ばし何とか成功。それが、失いつつあった自信というものを取り戻すきっかけとなりました。そんな中2人目女児誕生。今度こそ、「小さな子供がいても、仕事とプライベートを充実させてやる」 以前とは全く考えが変わっている自分に気付いた瞬間でした》。



《その後、自分自信の経験から、同じように苦しんでいる女性のチカラになれないか? と思いはじめ、親友の森田と外出先でもオシャレに使うことができる授乳エプロンを作ろうと思い立つ。私たちのように「むずむずしている女性のために販売しよう!」そこから布切れ1枚を試行錯誤して、何度も試作を重ね、足で京都・大阪・滋賀を回り 何とか100枚制作し、自作のホームページで販売したところ、私たちの想いの通じた日本中のママから少しながら注文が入ったのです。嬉しくて2人で喜んだのを、今でも時折思い出し、胸が熱くなります》。



平野さんは従来の「授乳服」の欠点を克服したアイデア商品「授乳ロープ」を開発・販売するに至る。授乳ローブは、奈良新聞(10.6.23付)で《育児衣料品で起業 経験生かし「授乳ローブ」開発》として大きく紹介された。

奈良市内で働く母親2人が新たに、育児中の女性向けの衣料品を扱う会社「トゥーネストカンパニー」(同市)を起業した。育児経験を基に開発した第1弾の商品は、授乳時のストレスを軽減できる「授乳ローブ」。高い機能性とファッション性を兼備し「母乳で育児に取り組む母親が人目を気にせず自由に外出できる」優れもの。賛同者の支持を得て、育児女性の自立を支える「社会起業家」として船出した。



「授乳負担の軽減を」 同社代表を務めるのは飲食店店長の平野奈津さん(34)と、団体職員の森田夕夏さん(36)。平野さんは「古くて恥ずかしい」母乳のイメージから長男(9)を粉ミルクで育てたが、長女(3)の出産後はゆとりができ、母乳育児に挑戦。授乳前の煩雑な準備から開放されたほか、経済的余裕も生まれ「母乳の魅力を実感した」。外出の機会が増える一方、授乳時に視線を浴びたり会話が中断されたりするため、トイレに隠れて母乳を与えることもしばしば。「個人の自由が奪われる強いストレスを感じていた」。

授乳ストレスを軽減しようと模索する中で見つけたのが海外製の授乳カバー。購入して着用を始めると、少し気持ちが安らいだ。ただ、使いやすさやデザインなどに課題が山積しており、理想とかけ離れていた。母乳育児を断念した経験のある友人の森田さんと子育てへの思いを語るうち「育児女性が輝ける衣料をつくろう」と意気投合。一昨年からアイデアを温め今年4月、貯金を50万円づつ取り崩して同社を立ち上げた。



「授乳ローブ開発へ」 この間既存の授乳服やカバーの課題を研究。趣旨に賛同する中小企業診断士や家族のサポートを得て順調に製品化を進めたが、最終の縫製段階でつまずく。森田さんは「50社に加工を依頼したが生産量が少なく主婦の遊びと思われた」と振り返る。2人の思いをくんだのは滋賀県東近江市の衣料品製造会社。北川恭司社長は「不況下の繊維業界に挑む2人の熱意に同業者として胸を打たれた」と製造を快諾。「課題は多いが製品に込められた思いが1人でも多くの人に伝われば、商品の価値が理解されるはず」とエールを送る。

授乳ローブは今年2月に完成。袖下のホックをとめて腕を仕舞い込めば人目を気にせず授乳ができ、胸元の切り込みから子どもの様子も伺える。母親に安らぎを与える意味を込め「ドゥース(おだやかな)ローブ」と名づけた。普段の着まわしも袖口から腕を出せばノースリーブ、袖口下とホックの間から腕を出せばポンチョと、おしゃれ着に変身する。生地は国産の麻とレーヨンを半分づつ使い、通気性となめらかな肌触りを実現。構造は意匠登録中という。



平野さんと森田さんは「乳児と向き合う母親は孤独になりがち。ローブを着ることで外出の機会を増やし、自分らしく子育てを楽しんでほしい」と話す。初回生産は100着で価格は1万5750円。色は4色。購入はウェブショップ(ドゥースローブ)か中野さんが勤務するカフェ・ドリンクドランク(同市)で。また、育児女性の生活支援活動「育女倶楽部」の中で、同社の商品提案や食育などを行う。問い合わせはドゥースローブ、電話0742(22)3577。



チキンのシービャンカレー

平野さんのHPに戻る。《それからというもの、どんどん自己表現の欲求が加速し、野菜ソムリエの資格をとることを決断。子供が寝静まる早朝に勉強する日々を重ねた結果、ジュニアマイスターに合格。その後、ハードルは高く、絶対不可能だと思っていたマイスター取得にも挑戦。ソムリエの学校の仲間と勉強会を重ね、苦しみも喜びも共有できる仲間ができた。2009年、野菜ソムリエ資格取得》。


エビとアボカドの香味野菜ごはん

《カフェの店長・野菜ソムリエ、そして2児の母である私は次のステージにいくために、その翌年、プロコーチの習得を目指し京都の養成講座に通う事を決断研修期間中は、あまりにもハードなスケジュールとカフェ運営、子育てで2度も気づかぬうちに肺炎に…》。コーチ(コーチング)とは、《一方的に教え込む「ティーチング」(自分の経験や知識を相手に伝える)とは違い、「コーチング」は対話を重視し、相手の自発的な行動を促すコミュニケーションの技術》である(当ブログ「コーチングとは」)。



平野さんのHP。《そんな生活は夫に心配と多大なストレスを与えていたのでした。「家庭を守れないんだったら、辞めてしまえ!コーチの資格なんてない!」 ストレスが絶頂に達した夫からの一言で、再び余裕のない自分になっていることに気づかされた瞬間でした。「そうだ、私は1人じゃない。両親、夫、ずっとついてきてくれたスタッフ、いつも励ましてくれた友達、いつも私に愛情を注いでくれている子供達。自立とは一人で生きることではないんだ…」 それを気づかせてくれ、受け入れてくれた夫に感謝の気持ちでいっぱいになりました》。

《これをきっかけに、自分が本当にしたいことは何かを突き詰め、「女性が元気に輝くためにとことん応援すること」を仕事にしようと決断。現在はコーチというスキルを使い、ライフセラピストとして女性が自分らしさを取り戻すきっかけになるようなイベントやセミナーを企画、またカフェ店長、野菜ソムリエとしても女性を応援する日々を送っています》。



華奢な体のどこからこんなパワーが出てくるのか不思議なくらいだが、2児の母、カフェのオーナー店長(および野菜ソムリエ)、女性の自立を支援するライフセラピスト(プロコーチ)の3役を見事にこなしながら、ホームページ「平野奈津 Website」、ブログ「きらりと輝く女性になるための応援レター」Twitter、Facebook、それに最近はメールマガジン「ライフセラピスト平野奈津の応援レター」も創刊された。「私は文章を書くのがすごく苦手です」とお書きなのに…。だから阿修羅像にたとえて、「三面六臂(さんめんろっぴ)」と書かせていただいた。



ライフセラピスト(プロコーチ)としての活動も盛んで、「育女倶楽部 交流フォーラム&自分力upメイクアップ講座」(1/25)、「京都コーチングラボ コーチング入門1dayセミナー」(2/4 平野さんは午前を担当)、「奈良きらりと輝く女性になるための1DAYセミナー」(2/22)など、イベントが目白押しである。

「cafe DRINK DRANK」の場所は、ずいぶん昔に「奈良小鳥園」のあったところである。以前、かぎろひさんの「かぎろひNOW」にも登場していた。木質感覚溢れるお店で、各種スムージー(680円)のほか、ご飯もの(ベジベジごはん)950円が味わえる。メインディッシュは2種類で、私は2日間かけて「10種類の野菜だけで作ったチキンのシービャンカレー」(水を入れず野菜の水分だけで煮込んだカレー)と「エビとアボカドの香味野菜ごはん」(ご飯に特製の醤油ダレがかかっている)をいただいた。それぞれに「梨木農園採れたて野菜のサラダと根菜のスープ」がついている。野菜ソムリエの店だけに、野菜は甘くてシャキシャキ、こってりカレーもタレがけご飯も、とても美味しかった。200円でセットできる香り高いコーヒーもお薦めだ。お店では「授乳ローブ」を貸してくれるので、赤ちゃん同伴のママさんも安心である。

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)
藻谷浩介
角川書店(角川グループパブリッシング)

平野さんのような女性は、奈良では珍しいタイプである。しかし、女性の自立や社会進出は当然必要だし、これからますます大切になってくる。以前、当ブログで『デフレの正体』(藻谷浩介著)という本を紹介した。「経済は『人口の波』で動く」というサブタイトルのついた同書は《「現役世代人口の減少」、日本の問題はここにある!誤った常識を事実で徹底的に排す!!》という内容である。同書の「第10講 ではどうすればいいのか」には《女性の就労と経営参加を当たり前に 現役世代の専業主婦の四割が働くだけで団塊世代の退職は補える/若い女性の就労率が高いほど出生率も高い》とあり、《日本屈指に出生率の高い福井県や島根県、山形県などでは、女性就労率も全国屈指に高い》《共働き家庭の方が子供の数の平均は多い》《「内需を拡大するために女性就労を促進しましょう。少なくともその副作用で出生率が下がるということはないですよ」と言っているのです》。


上と下の写真は、平野さんのFacebookページから拝借

なぜ「女性の就労率が高いほど出生率が高くなる」のか。その理由を藻谷氏は次のように書いている。
1.ダブルインカムでないと、子供を3人持つことは難しい。
2.共働きだと保育所などを利用でき、または親の手助けを得ることができ、子育てのストレスが緩和される。父親も育児に参加するようになる。

そして「働く女性の代わりに、家事を誰が分担するのか」という問題については、企業社会から退場しつつある高齢男性が《社会人として蓄積してきた能力と手際を持って、若い女性の代わりに家事に当たれば、その分彼女たちは所得を得て経済を拡大することができ、高齢男性の側も家族の賞賛を得ることができます》というアイデアを披露している。閑話休題。この記事を書いた翌日、ご本人からコメントをいただいた(1/24追記)。



記事を読みながらこれまでの13年間を思い出していました。楽しいことばかりではなかったですが、これまでの体験や想いがこのような形でたくさんの方に知っていただくことができ、とても嬉しく思います。そして少しでもこの活動で女性の明日が元気になれば!と思います。

子供を持つことにより、自己喪失感に襲われる時があります。女性が経済的自立を果たすメリットは大きいと感じています。社会での存在意義、自己表現、他者への貢献、それが自己を取り戻し、自分らしい生き方へと導いてくれるのではないかと考えています。固く閉ざした心にノックをし、再び自分らしく輝けるきっかけをこれからも作り続けていきたいと思います。


「子供を持つことにより、自己喪失感に襲われる」という感覚は男性には持ちにくいものであるが、考えてみればその通りである。平野さんのHPのタイトルは「きらりと輝く女性を 1,000人誕生させます」である。「固く閉ざした心にノックをし、再び自分らしく輝けるきっかけを作りたい」という平野さんの活動ぶりは、若い女性の心を打つことだろう。平野さん、ますますのご活躍を期待しています。読者の皆さん、「cafe DRINK DRANK」をお訪ねすれば、こんなにキュートな平野さんに(たぶん)お会いできますよ!
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大和な雛まつりは、2/11(土)~3/4(日)まで!(2012Topic)

2012年01月22日 | お知らせ
大和郡山市では、本年(2012年)2/11(土)~3/4(日)まで、旧市内界隈(柳町・堺町商店街周辺、近鉄郡山・JR郡山周辺など)で、「大和(やまと)な雛まつり」を開催する。主催者である同市商工会のHPには《旧市内の町家など各所に飾ったお雛様を観光客等に巡っていただくことで、商店・観光施設などへの集客につなげる。また、各公開場所の方々にも楽しみながら参加いただき、商品や建物・施設などガイドブックには載っていない観光案内を通して、お客様との交流をしてもらい大和郡山の良さをPRしていく》(開催目的)とある。
※トップ写真は、高取町で10.3.6撮影

早速、今朝(1/22)の読売新聞奈良版が「城下町彩る雛人形 町家、商店50軒協力 商工会がマップ作り」の見出しで報じていた。《大和郡山市の中心部で2月11日~3月4日、町家や商店に江戸時代などの雛(ひな)人形を飾るイベント「大和な雛まつり」が開かれる。市商工会が地域の活性化や観光客誘致を図ろうと、初めて企画。展示の会場や日時をまとめたマップを作り、人形を紹介したホームページも設ける。市商工会は「個性豊かな雛人形を見比べながら、城下町を巡ってほしい」としている(佃拓幸)》。

《商店街やJR、近鉄郡山駅周辺の五十数軒が協力。段飾りのほか、赤膚焼(あかはだやき)や一刀彫、ステンドグラスなど地域に伝わる江戸~昭和時代の多彩な人形を並べる。同市西観音寺町にある明治初期の葉本家住宅(国登録有形文化財)では、御所を模した建物に飾る「御殿雛」を展示する予定。大正期頃のものとみられ、精巧な建物の中に内裏雛などの人形が並び、長持やたんすなどのミニチュアもそろう》。

《この住宅に住む葉本英明さん(62)が一昨年、蔵を整理中に見つけた。叔母(84)のもので、70年以上前に撮影された白黒写真を参考に、約1か月かけて組み立てた。葉本さんは「長い間眠っていた人形が日の目を見る機会となってうれしい。建物と人形が一体となった雰囲気を楽しんでほしい」と話す。同市矢田町通の鈴木邸では、毎年3月2日に保育園児に限定公開していた江戸・享保年間の人形を、一般向けに披露。同市洞泉寺町の旧川本家住宅では、2階と3階をつなぐ13段の階段に毛せんを敷き、内裏雛を中心に飾る。一部の寺院や神社も会場となる》。

《マップは市役所などで無料配布。また、市商工会は自宅で眠る雛人形を提供してくれる協力者を募っている。市商工会の原田那智さん(34)は「郡山は百万石も経験した城下町で、逸品が眠っている。来年以降も続け、恒例イベントとして定着させたい」と話している。問い合わせは市商工会(0743・53・5955)》。

今や全国に広がった「人形めぐり」イベントは、新潟県村上市の「町屋の人形さま巡り」を嚆矢(こうし)とする。仕掛け人は吉川真嗣(きっかわ・しんじ)氏で、商店街の道路拡幅などの近代化計画に危機感を覚えて立ち上げた地域おこしイベントである。奈良県下では、高取町が初めて「町家の雛めぐり」を開催したほか、和歌山県でも、私の郷里の九度山町が「町家の人形めぐり」を実施している。

今年は「古事記イヤー」(古事記完成1300年)であり、大和郡山市は稗田阿礼の出身地である。同市の雛めぐりでは、赤膚焼、一刀彫、ステンドグラスなどが展示されるそうだし、城下町の風情や名物の和菓子なども楽しめるので、他地域とはひと味違ったイベントになりそうだ。稲庭うどんのルーツ、石州麺(せきしゅうめん=細打ちのうどん)も、ぜひ賞味したいものである


「市商工会は自宅で眠る雛人形を提供してくれる協力者を募っている」ということなので、市外からもご協力いただける方は、ぜひ人形のご提供をお願いしたい。皆さん、ぜひ「大和郡山な雛まつり」に訪れましょう!
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