Apple社の故スティーブ・ジョブズが2005年のスタンフォード大学卒業式での記念講演で締めに言ったフレーズだ。でもこれはオリジナルではなくて、彼が目に留めたお気に入りの言葉として紹介したものだそうだ。
そうして、それを日本のある予備校で今、どういう意味かを考えさせるという授業風景がテレビに映っていた。真面目に、奥深い言葉として高校生が考えてディスカッションしていた。
『逆説的な言葉のようでいて、(貧しい者も愚かな者もその場所その役割に留まれ)という事だと思う』『神と崇められることもあるほどに大成功した天才が、嫌なフレーズとして記憶に残っているのを、目くらましの思わせぶりで言っただけだと思う』『簡単に訳せば、(ガツガツしとけよ、バカやっとけよ!)という冷やかしの言葉だと思う』なんて答えたらいけないんだろうな・・・などと想ったりする次第。