でこぼこぶつぶつの表面が、火であぶったように黒ずみ始めた。ヘタの根元が割れて隙ができてきたから食べごろと判断した。YouTubeで紹介されていた食べ方映像を思い出しながら実行。
①ヘタを抜く。かろうじてくっ付いていたへタはすぽっと軽く抜けたので、根元を舐めてみる。クリーミーで甘い。
②二つに割る。ヘタの抜けた穴を広げるようにして割る。それほど力はいらないけれど、表面も柔らかくなっているので、少し皮がつぶれて手がべた付く。
③皮をむく。映像では簡単にむいていたけれど、すぐ千切れるし皮に甘い果肉部分がくっついていてもったいない。歯でこそいで食べる。おいしい。え~い面倒だ、皮ごと噛み噛みすると少し酸味が出てくる。いける。でもじゃりじゃり感があるので、少し味わってから吐き出す。
④白い果肉だけを食べる。一応きれいに皮をむいてから種を噛まないように食べる。ねっとりおいしい。ありがとうと思うありがたい味。
仏像の頭のぶつぶつは、黒人特有の縮れ毛(パンチパーマ)が元だと読んだことがあるけれど、つぼみの集合みたいに見えるぶつぶつの数だけ種があるという事なのだろう。花はどんなものか、是非とも見てみたい。
それにしても、このクリーミーな甘さは私好み。南国にしかないバナナやドリアンの類いの特徴だ。この釈迦頭は東南アジアならどこでも売ってるようで、山盛り買ってもえらく安いらしい。食べごろ食べ方も判ったことだし、いつか東南アジアの市場で何十個も買って飽きるほど食べてみる予定。