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クリシギゾウムシの出現にショックを受け、田舎で撮ったクリの画像を振り返ってみた。
クリミガにやられていたら、このような完璧に見える形で落ちていることはない。
黒ずんだ穴があいていたり、糞だと思われる白い顆粒状のものが吹き出していたりするのですぐわかる。
イガもそのようになっていて外見が悪い。
それに対し、クリシギゾウムシに卵を産み付けられたクリは、今回わかったことだけれど、外見からは判断できない。
画像の左側のクリのほくろのような斑点は、クリシギゾウムシが未熟な実に卵を産み付けた跡かもしれない。
クリが育つ時点で穴はふさがり、中で孵化した幼虫は十分に食べてから脱出口を開け、這い出てくるのではないかと推測する。
そこで結論的に思うのは、ひとに差し上げるにしても、クリシギゾウムシにやられてるかどうか判別は難しいのだから固茹でしてからでなければいけない。
もちろん、近所の人や現地の同級生などは、虫がいても『ぎゃー』などと騒ぐ者は皆無なので、気楽にあげても何ら問題はない。