愛と名付けられたブロンズ作品は、普遍的なタイトルだけに背景でも盛り上げている。
インドシナ半島からの観光客と思われる明るい服の外人女性も写り込んだ。
野外にはガラスと金属のアートがあった。
タイトル表示の看板などがなく作者名もわからない。
強化ガラスを間に挟んだ合わせガラスなのだが、意図してヒビを入れているのだろうと思われる。
崩れ落ちる寸前のような見せかけ。
私は仕事柄そのように理解するけれど、普通に見たらすぐにも崩れそうな危うさに見えるだろう。
こういう現代アートは、パッと見の造形の面白さや特異性を楽しんだあとタイトルを見て、ふむふむと思ったり考えたりするのだが、それができなくて残念。
時季はずれだったのか、ハーブ園らしいサポートは見られない。
咲き終わった百合(?)などが取り囲んでいるので、周りの花の咲いた時季なら一味違う情緒があるのかも。