京都市の南にある宇治ではあっても、京都市に食い込んでいる地形で、しかも標高90mの高さだから朝は真っ白な景色になっていると予想していた。
ところが寒いだけで景色はさほど変わっておらず、霜柱と奇妙な薄氷が張っていた。
どうしてこのような形で氷が発達するのか・・・。
百均の温度計を信用すれば、朝の8時前で氷点下1℃ということは氷点下4℃くらいまでは下がったはず。
硬い部分だった地面がエンボス模様に固まっている。
凍土というのは、こういうものか・・。
テレビでは真っ白な京都市中心部が映っていて積雪1センチとのこと。
『大変だなぁ・・』などと眺めていたら、いきなり電話があって左京区に行く用ができた。
スタッドレス・タイヤは着けてあったし、早朝の厳しい時間ではないので余り心配せずに出発。
それでも、北に向かうにつれ雪が見えてきて、南北の通りは雪が消えていても東西の通りでは雪が凍りつきスタッドレでも尻を振って危ない。
2時間ほどで用を済まし、いつも使う山越えの近道は危険とみて、大きい道を選んで帰り着き安堵ひとしお。