昨年のハクサイとキャベツは、種蒔きが周りよりかなり遅かったのだけれど、雪の少ない冬だったから食べられる程度に育った。
周りの皆がやってるのを見て真似をするナンチャッテ農法なので、どうしても出足が遅くなる。
ジャガイモを収穫したら、すぐに野菜作りの準備をしなくてはならないと分かっていてもついつい時間が過ぎてしまう。
今年は種まきをやめて、苗を買うことにした。
ホームセンターに卸している生産者を教えてもらい、ビニールハウスの並んだ苗農園に直接でむいた。
見て選ぶというようなホームセンター方式とは違い、こちらの希望するだいたいの品種と数を言うと、じゃこれだけ持って行きなさいという仕組み。
そこそこ数があってこその買い方なので、私はハクサイ40株とキャベツ20株の注文をした。
6マスで1つのポットになっていて、プラスチックの苗箱に適当に入れ、「これで40は取れると思うから」「これで20取れると思うけど取れなかったらまたきて」というような鷹揚でアバウトな売り方。
トンネルにしないと虫は付きますか?と聞いたら、「キャベツもハクサイも虫は大好き」「オルトランをまわりに撒いたら・・」と言う。
私は農薬はできるだけ使わない方針なので、大枚はたいた今回はどうすべきか悩ましい。
大枚と大口たたいたが、40株注文が50株ほどで、20株注文が30株以上あって、実質、市販の半額。
帰って調べてみると、キャベツ苗の方にモンシロチョウのアオムシが大小5匹と蛹が1つと卵が4個ほどと、他の虫の小さな蛹が10個近くあった。
ビニールハウスにもしっかりモンシロチョウその他が入り込んで産みつけ、葉を食っていたもよう。
消毒をしていないということも分かり安心感がわいたので、それはそれで良し。
チェックをちゃんとやったので、防虫トンネルを施した。
ハクサイは虫がわいたら目で見て退治してみようと思う。
取った虫を与えるペットが欲しいところだ。