いまだに葉っぱが青々としていて、ウリハムシが飛び交っているバナナカボチャを片付けてしまおうと思い立った。
ヘタがコルク状になっていないからといって残しては、いつまで経ってもラチがあかないので全部収穫する。
蔓の大元は枯れていても、途中からいくらでも根を出して這い回っているので、先は生き生きしている。
ズッキーニ程度のものはいくらでもまだ生りそうだ。
蔓を片付けてから芝刈り機を走らせたらよいものを、はびこる蔓ごと粉砕してしまおうと、雑草も生い茂る中に芝刈り機を乗り入れる。
回転刃を下げ過ぎると、長い草や蔓を噛みこんで回転が止まり、キュルキュル鳴ってゴム臭とともに煙が上がり、最悪、ベルトが切れる。
最高から一段下げた高さで快調になぎ払っていると、いきなりガガッと噛み込んで回転刃が止まった。
後退してみたら、カボチャを轢いてしまっていた。
一人前の大きさに成長したものを採り損ねていたようで、気づくこともなく突っ込んだのだ。
後退と前進を繰り返しても刃が回転しないので、エンジンを止めて手で探り、噛んでいたカボチャのかけらを取り除いた。
その後また運転していて、今度は芝刈り機自体が前進できなくなったので見たら、バナナカボチャをタイヤが乗り越えられなくて止まったのだった。
画像の大きいサイズがそれで、小さいサイズは運転中に気づいて採ったうらなり(末生り)。
うらなりはズッキーニと同じ味なので、野菜炒めのかさを増すためなんぞに使う。
カボチャは親蔓を途中で摘み、子蔓を2本伸ばして、それぞれに1個ずつ実をつけさせると良いとかなんとかいう記述を読んでも、雑草は生えるは、子に孫にひ孫蔓までどんどん生えるのにそんな管理できるわけがない・・というスタンスだから生るように生るで事故も起きるのだ。