うちの周りには、いつだってどこにでもアマガエルがいる。
他のカエルもいるし、今年はカエルの当たり年という気がする。
となれば、これも必然のようにカエルを餌にするヘビをよく見る。
今まで見たヘビはすべて、こちらの気配に気づけば素早く隠れるものばかりだから、臆病な無毒タイプのはず。
栗をひろっていたら、30センチあまりの真っ黒なヘビがスルスルとくねっていく。
逃げるというスピードではないので、よく見るとアマガエルをくわえていた。
回り込んだら一瞬パニックのフリーズ状態で動きを止めた。
もしも、毒を持つマムシかヤマカガシでも、この状態なら飛びかかることもできないだろうと、こちらは足元を見ての余裕。
半日後に別の場所で先ほどの半分ほどの、やはり真っ黒なやつが目に止まった。
何かをくわえてはいなかったが、何しろ小さいので逃げ足も遅い。
頭は三角っぽくないので無毒と判断し、追い回して撮った。
検索してみると、黒化型のヘビのことをカラスヘビと総称するようだ。
両方ともシマヘビのカラスヘビではないかと思われる。