1週間前は昨年のこと、日時も言うならクリスマスの次の日、午後4時半過ぎのとある場所。
光加減に熟知した写真専門家なら、この画像が何も加工していないものだと分かるのだろう。
科捜研鑑識官なら季節や日時もほぼ正確に推測できて、撮影地点まで分かるのかも知れない。
カメラなんかを大げさにもたず、腰に下げたケースから携帯電話を取り出しては写真を撮る。
そこで、ふと見回せば、所々にある電柱の防犯カメラもこちらを24時間動画撮影をしている。
数字ばかり先行する新型コロナウィルスだけではなく、薄気味の悪い世の中になったものだ。
この画像は、景色が陽の当たり方で奇妙な色合いになるものだと感心して撮っただけのこと。
こんな行動が不審に思われないか意識するのは、たまに見る人の全てが顔を隠しているから。
以前はマスクをしている人がやってきたら、風邪をうつされないよう避け気味にすれ違った。
今はマスクをしていない人がやってきたら、お互いの為にと、あからさまに避けてすれ違う。
冬だからマスクをしていたら暖かくて具合が良いのだけれど、散歩中は息苦しくなり邪魔だ。
散歩中にはマスクを着けないが、コンビニやスーパーでは、敷地に入り次第マスクを着ける。
自分がマスクを着けたら、店内で着けてない人を見つけると近づく前に大きく避けたりする。
我ながら日和見カメレオンで、恥ずかしながら夕日を浴びなくても赤面してしまう新年なり。