翡翠で創ってあるのではないかと錯覚する虫に出逢った。
つるつるして硬いように見え、本当に創りものではないかと錯覚しそうだった。
ミカンバエの幼虫のようではあるけれど、画像や記述をみると、色合いが違う。
青カビの生えた部分があったから、カビの影響だろうか。
青カビ部分に食指は向かないが、この虫はつまんで口に運んでしまいそうになる。
ミカンバエは一つの果実に一つだけ産卵されるそうだ。
孵って成長したら果実から脱出して土中で蛹になるのだとか。
産卵された果実は落下しやすいとあるから、この虫が消費者の目に触れることは珍しいのだ、たぶん。
極彩色の模様も良いけれど、数珠の結びにあるような、こういう色合いには見惚れる。