鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

散歩のついでに  その2

2021年01月21日 00時44分22秒 | 散歩は夢中


ずっと前からあるリサイクルショップが廃業もせずに同じ様子なので寄ってみた。
リサイクルショップというのは、いつも店の前で高圧洗浄機を噴射させて洗濯機や冷蔵庫を洗っている。
学生や転勤の多い単身者は、気軽にこういう店を利用するのだろう。
散歩の帰り道だったから、ほんの冷やかしのつもりで、目当ては電動工具や道具。
色々物色しているうちに、ついつい画像の金槌二つを買ってしまうことに。
バッグもなく手ぶらだったので、ジャンパーのポケットに入れて持ち帰ろうと思っていたらレジ袋に入れてくれた。
「助かるわぁ」と言ったら、店のオヤジは「ウチは袋のカネはとりませんねん」とニヤリ。
途中の公園横にて撮影し、帰って早速検索してみると、大きいのは片手ハンマーという名称で、鉄工所や鍛冶屋で使われるものだった。
小さいのは、先切り金槌とか片口玄能とか片口ハンマーという名称で、平らな方で釘を打ち、尖った方は最後に釘頭を少し埋め込むのに当てがうという使い方。
10kgと5kgの15kgをレジ袋に入れて歩くのは、なかなかに持ち重りがした。
300円と200円は、多少錆びていても使うのに何の支障もない立派な道具で、たぶん10分の1以下の値段。
片手ハンマーの10kgというのは大きくて重いので、釘を打つには適さない。
金属を曲げるとか歪みを直すとかに使いたい、となると金床が欲しくなる。
バーナーで炙って、このハンマーを使い始めた日には、村の鍛冶屋さんになれそうだ。
先切り金槌は、本来の柄ではないものが挿してあるから、相当長く使い込まれたはず。
どういう事情でリサイクルショップの売り物になったかを想えば、切ない成り行きはいくらでも想像できる。
私のものとなったからには、サビは落として無駄にしないつもり。
またリサイクルショップに行きたいとうずうずするけれど、散歩ついでに持って帰れる程度にしなくては。
コメント (4)
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