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ベランダに蛾がいた。
冬になっても生きている蛾がいるということは成虫で冬越しするタイプもいるのか?
目に触れるということ自体が異様な気もする。
羽化した時点で、口は退化していて何も摂取しない蛾がいるらしいけれど、こいつはどうなのか。
生きているということは相手と巡り会えずに交尾ができていないということか。
蝶なら手に持てるけれど、こういう体型の蛾になると掴みにくいというのか、まともに触りたくない。
ひっくり返してみると、元に戻ろうとバタバタして、静止することがなく、ピンボケにしか撮れなかった。
腹が蜘蛛のように見えるのは単なる偶然で、擬態でもなんでもないだろう。
頭には厚手のショールを被っているように見えるし、翅全体の濃さは地味派手だしで、おもしろい。
この特徴なら名前を調べることは簡単だろうと、いろいろと検索したけれど、まだ見つかっていない。
ガラス瓶に入れておこうと半日ほどして行ったら、いなくなっていた。
観ている時は飛びそうもなかったのに、ひっくり返しから起き上がるのに費やした疲労が回復してから飛び去ったのか。
いなくなってみると、捕り逃がしたのが残念でたまらない。