草むしりをしていて、ふと目にとまった幼虫。
これはおそらく雀蛾の幼虫だろうと直ぐに見当がついたけれど、それにしてもつかまなくて良かった。
たぶん刺したり噛んだりはしないし毒もないだろうが、モンシロチョウの幼虫程度の小ささならまだしも、だ。
このての大きさになると体をよじって嫌がる力が気持ち悪くてつかめない。
これだけの特徴ある姿なら直ぐ判るだろうと幼虫図鑑を検索したら、直ぐに判明した。
ヤブガラシの茎にとまっていたのも決め手で、ブドウ科とアカバナ科が食草とあり、ヤブガラシはブドウ科とのこと。
昆虫は脚が6本だから、前方の3対が脚で、あとは皮膚が変形した擬似脚なのだろう。
横から観たらカーテンに合いそうな柄で、上から観たらフランスパン、正面から観たら漫画の世界だ。