鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

また二連梯子の上で枝下ろし

2022年11月29日 07時23分08秒 | 仕方






すっかりチェーンソーでの枝下ろしに自信がついて、先日とは別のケヤキ(欅)を、また二連梯子をいっぱいに伸ばした上で枝下ろしをした。
枝下ろしとは言うものの、幹から途中で分かれたのは枝と言うよりは支幹と言ってもよいのではないか。
でも支幹は辞書には『①枝と幹。②末と本。』とあるから、やはり分かれた幹もどきは枝としか言わないようだ。
直径25cmの枝を筆頭に、梯子の上で並立している杉に命綱を掛け、太枝2本+数本をやっつけた。
寝る前に実行シーンを思い描いたのだが、切り口の裂け方が悪くて跳ね上がったらどうなるかという悲観的イメージが湧いて直ぐには寝付けなかった。

梯子に掛けた両足と腰の命綱の3点を頼りに腕を思い切り伸ばしつつチェーンソーの刃を木に食い込ませる。
跳ね上げそうになったら、身をかがめるか避けるなどの用意をしつつ、刃を入れていくと、太枝が自重を支えきれなくてみりみりと唸りだし切り口が開き始める。
その瞬間に、裂け方や倒れる方向が決まるので、最大限の緊張感を味わう。
枝が倒れ始めると、その枝の重みから開放される幹は反対側に、少し反りかえる動きをする。
横にかなりせり出した枝なら、その反動は強烈なので、細心の注意を要するのだ。
Youtubeでは、命綱を付けた作業者が木の反動のために弾かれ空中で一回転したシーンを観た。
それがあるので、出来る限り慎重に角度と方向を決めつつ、切り口の開き加減を見極める。
裏側からの切込みがうまくいって、裂け方は最小限になり、倒れ方もゆっくりで、落ち場所もほぼ思い通りにいき、寝付けなかった想像は杞憂だった。
降りながら、行きがけの駄賃に命綱をかけた杉の枝打ちもした。
落とした枝の事後処理の方が時間を要して大変ではあるのだが、残材処分の場所はいくらでもある。
切り口に近い太い部分を何かに使えないか、利用方法を考えるのだが、今のところ薪ストーブを使っている家に譲るか、丸太の椅子か、茸の榾木にするか、とりあえず細い3本だけを使い巾1mの農業用水に橋を架けてみた。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする