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昨日はW杯予選の対ドイツ戦勝利に、テレビでは何度も何度もゴール・シーンが流され、ネット・ニュースも賑わった。
その中で、ドイツのディフェンダーのリュディガーが浅野とボールを追いかけた時の走り方に批判が起こっているとの記事がかなりあった。
曰く、「恥になるプレー」「リスペクトに欠く行為」「醜い」「ニヤニヤ笑っている」等々。
私は、LIVEを観ているときに、『おーすごいなぁ』と思ったのと同時に、ラグビーやアメリカン・フットボールのタックルを受けにくく倒れないための足の動かし方をサッカーにも取り入れているのだな、と思った。
そうして、バスケット・ボールでもバレー・ボールでも走り高跳びでもやれそうなスタイルの選手がディフェンダーで、しかも浅野と競うくらいに足が早いことに見惚れてしまった。
ネット・ニュースでは、【「浅野をバカにしたわけではなく、マッチアップするなかで余力を示したかったのだろう。『俺はスピードがあるし、それぐらいなら付いていける』というのを誇示して、その後に続くマッチアップで少しでも優位に立つために牽制したような行為だ。バカにするというより、その後の攻防を見据えた”牽制”というのが相応しいだろう」という見解を述べた。・・】と、【専門家の目|金田喜稔】にあった。
非常にシンプルで、世界で最も競技人口の多いスポーツだからこそ、ちょっと変わった動きややり方に批判が起きたりするのだろうと思われる。
オフェンス側からシュートされないように、ゴール前にパスをされないようにと、恵まれた身体を更に大きく見せるようにしてデフェンスすることの何が悪いのだろう。
手は使えず、パスを受けるときにデフェンダーより前に居てはいけないというルールの中で全力疾走しながら、相手の裏をかく駆け引きのスポーツだ。
チームの誰もあの行為に対してクレームを言うものなど居ないだろうに、変な話だ。
今朝、うちの庭の黃葉と紅葉で目についたのは、イチョウ(公孫樹)とカシワ(柏)とゲンノショウコ(現の証拠)。