神社や公園で餌をくれる人が現れるのを待つドバト(土鳩)と違い、キジバトはどこででも見られるかわりに、あまり見ない鳩だ。
ででっぽっぽと鳴く声は聞くこともあり、枝の混み合う立木に巣を作っているのを見つけることがあるのもこいつだ。
警戒心を怠っているのか、こちらに害意がないのを見切っているのか、通りすがりの門扉に、番の2羽が止まっていた。
こちらを向いていたのに、スマホを取り出している間に1羽が向きを変え、2回のパシャだけで屋敷内に飛び降りてしまった。
キジバトはドバトと交わることはないのか、曖昧な模様はなくて、いつどこで見てもこの模様。
調べてみると日本固有種の留鳥だそうで、人に馴れず決して群れないところが好ましい。
白梅を逆光で撮ってみたら、補正をしてみても、やはりうまくいかない。
ヒイラギ(柊)はデコレーションケーキに立ててある作り物をクリスマスにだけ見るものだった。
この時季、赤い実はいろんな木に生っているので見過ごしていた。
ちちちちとメジロの鳴き声がこんもりした中から聴こえて、飛び回る影がちらちら見えた。
赤い実を食べているのだな、とよく見たら見覚えのある刺刺葉だと気づき、赤い実を付けたヒイラギの本物を初めて見るなぁ、としばし見上げた。