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今回の冬季自宅滞在の最重要事項が昨日のCTスキャン。ヨード剤という造影剤を点滴してのことだし予約も3ヶ月前なのだから万全の体調で臨むべし、なのに4日ほど前から風邪をもらって散々な状態。幸い熱は上がらず下痢も吐き気もなく食欲はあり、喉が痛いだけ。咳の発作がしょっちゅうやってくるので、その事は検査技師にも伝えて、CTの撮影中でも、そうなるかも知れないと断っておいた。ところが本番になると、造影剤が入ったら身体は温かくなるし、何の我慢も必要なく、見事に無事終わった。その後は造影剤を排出すべく、車を運転中にも水分摂取に努め、いろいろと注意書きにある副作用のようなものは一切なかったので、まずはめでたし。広い病院内を歩いてもさほど歩数は稼げなかったので、夕方6時から歩いた。日が長くなったことをウグイスの囀りで実感できた。もうすっかり力強い美声になっていた。雛壇状の住宅地を歩いていたら、真上から囀り声が落ちてきてびっくりした。まだ葉の出ていない植木に移って忙しなく動いているところを連写して、ようやく地味な姿がうっすら撮れた。とにかく餌となるクモなどを求めて、瞬時もじっとすることがない。知る限り落ち着きのない鳥の代表だ。大規模宅地造成からもれた訳あり地にサンシュユ(山茱萸)の花が咲いていた。いつも何だったかなぁと迷うのだが、調べる前に思い出せた。花の時期だけ、それと分かる木だ。