禅宗の中で一番最後に伝わった黄檗宗の本山である萬福寺の周りを一周するのは高低差がかなりあるので45分かかった。
スマホに高度計もついているのだから、ちゃんと目的意識をもってウォーキングをするなら、高度差や距離などが分かるはず。
なのに、きょろきょろぶらぶら途中で立ち止まって最高位から大阪平野を望んだり、いろいろと覗き見したりの45分。
次の機会はデータ収集も目的に真面目に歩いてみようと思うが果たせるかどうか。
それはともかく、先日の散歩で目につき立ち止まったのは『守本尊 干支の寺』という石碑のある寺。
萬福寺の塔頭に違いないけれど、干支に運命的なものをあまり感じたことがないので、「ふーん」とだけ。
次に見たのが、築地の白壁沿いのアプローチがなかなかに良いお寺。
何も注意書きのような看板が無くても、無いならなおさら、中に入っていって『あまりに良い景色だったので・・・』などと言ってみたかった。
みたかっただけで、撮るにとどめると何だか盗み撮り風で落ち着かない。
道路の反対側にある施設に大きなケヤキ(欅)と思われる落葉樹にぽんぽんのようなヤドリギ(宿木)がたくさん見られた。
一番上方にあるのはヤドリギではなく、カラスの巣に違いない。
先の門から撮った良い景色の寺を調べてみると、ここも萬福寺の塔頭の一つで緑樹院。
塔頭というのは大寺に所属する別坊とか子寺とか書いてあるから、大樹に寄生するヤドリギの画像と一緒に出しては、ちょっと失礼かもしれない。