久々に京都駅近辺に行く用があり、駐車不要の送り迎え程度なら車で行くけれど、自分の用なので徒歩で家を出た。
2km半ほどある最寄駅までの距離を、バスに乗らず歩くのは、節約兼1日の目標歩数を稼ぐため。
途中にある木幡小学校の敷地に、冬に逆戻りの寒い中、白木蓮が満開状態だった。
撮ろうと構えたら、虫食いのような傷ものの花びらが目についた。
虫はまだあんまり出てきてないはずだが、鳥がつつくこともあるのだろうかと調べてみた。
木蓮は花木としては最古らしくて1億年以上前から今の姿で、中国では花弁を食用に・・などという記述を見つけた。
でも、犬に危険な植物として木蓮があり筋弛緩作用があるとか、も書いてある。
つつくとしたらヒヨドリあたりだけれど、最近の冷たい風に煽られて傷付き、自家修復作用で縁取りができたのだろうと思う。
そうして角を曲がると、平安時代の藤原道長が建立した浄妙寺跡という碑がある。
京と宇治の中間にある木幡(地区)は藤原一族の数々の歴史遺構が点在する。
いま演っているNHKの大河「光る君へ」は戦後すぐの頃の時代物映画などと比べると、厳かさがなくて妙に生々しい。
分かりやすい現代語を使ってあり、なんだかなぁ・・と思いながらも面白くて観ないではいられない。
昨日も、歩けば何なりと目を惹くことにぶつかり、疑問が湧いたり、調べたり、ちょっと考えさせられたりした。