記録的な寒さをともなった寒気団が南下するかもしれないということもあるけれど、病院の定期検査予約があるのでふるさとを撤収した。
澄んだ空気だったので、越後三山の見納めをして帰ろうと、良く観える場所に立ち寄った。
下側両サイドに写った紅白縞模様のポールは雪が降る前に道路端に等間隔で立てられるもの。
これを目安に車は通行し、除雪車は仕事をする。
平地に雪はなくても、見える高い山はすべて雪を被って冬景色になっていた。
トイレ休憩だったか、ひと眠りするためだったかで寄ったP.A.かS.A.で、きれいにY字股になった木を見た。
子どもの頃に読んだ『イワンの馬鹿』のエピソードを想い出した。
テーブルの脚にするのに丁度良い木を切ってくるようにと兄さんから指図を受けたイワンは、森に行ったけれど手ぶらで戻ってきた。
テーブルの脚にするためのΛ型の木なんかどこにも生えてなかったと言うのだ。
そうして『兄さんだってΛの木なんてないことを分かっていたんだろう?』と自分がからかわれたと思ってぷりぷり怒ったという話。
二股に別れた画像のような木を切って逆さまに使ったらΛになるわけだけれど、上下をひっくり返して使うということが考えられないお馬鹿さんのイワン。
当たり前の機転が利かないことってあるよなぁと、我が身も振り返るべし。
卓球の国際試合に使われる卓球台って、4本脚じゃないんですよね。
イワンが兄さんに言いつけられたような重厚な脚部で豪華な卓球台。
そこに目を奪われたりします。
知りませんでした。
世界卓球で、学んだこと、台から離れすぎない。
試合に出ないから、短い返球には、無視、離れて回転が終わったころの球にドライブをかけて返す・・・醍醐味です。