前回の無責任な叙述の訂正をしなくてはならない。鳥瞰ニュースとしながらニュースではないので『お詫びと訂正』とまですることはないだろう・・。亀は甲羅を脱ぎ捨てることはない。脊椎や他の骨ががっちり甲羅と一体になっているようだ。
手足の甲というのは、外側の見える方と思っているから腹の方も甲羅と言うのかな・・と疑問に感じたことを書いた。調べてみると背中を背甲、腹側を腹甲というようだ。少し考えてみれば当たり前のことなのに考えなしだった。甲とはヨロイではないか。亀はヨロイに覆われているのであり、人の手足の甲だって堅いヨロイだ。
手の爪や鱗に感心して、先祖の猛々しさなどと書いたが、ついつい恐竜や怪獣ガメラなんかを連想しての表現だ。調べてみると、爬虫類は古い時代に両生類から分化したのであり、亀は現在とほとんど同じ類が2億5千年前の化石として発見されるそうだ。爬虫類である亀は恐竜の子孫ではない。恐竜の子孫は鳥であった。
さて今回の画像は後ろ脚と尾だ。垂直に踏ん張っている。ゾウガメの脚にそっくりだ。指は5本。小指は小さくて爪があるかどうかわからないくらいだ。水かきがある。鱗と書いてしまったが蛇の皮膚とは違いワニ革そっくりで美しい。尾は脚の補助をしているようだ。しっかり突っ張っている。
餌は乾燥イトミミズとばらばらのうどんのようなスティックというのを買ってきた。ビンチョウマグロやら安い粒状餌の汚れを失くすために水槽を洗い水も換えた。寒波がやってきたのだから普通ならもう餌は食わないだろうと思いつつスティックをやる。口元に浮かしてやるが食わない。5個浮かべたが、一晩経った今現在も減っていない。この餌は溶けてしまわないようだから水が汚れないでいい。
春になるまでどうも餌は食いそうにない。いつもじっとしているけれど、水中にいたり台のうえにいたり観る度に位置は変わっているし、はじめと変化は全くない。半冬眠状態なのだろうけれど、しかし温かくなったら食餌してくれるのか・・・頑張りのペースがつかめなくて不安はつのるばかりだ。(18日目)
まあ、元気にしているようですので春まで気長に待ちましょう(^_^)
ところでこのカメに名前はつけたのでしょうか?
名前は次にそれを書こうと思います。
いろいろと候補はあるのですが、決めかねています。
なんせ雌雄がわからないですしね。