鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

セイヨウミツバチ

2019年05月29日 06時22分06秒 | 




留守中に自然入居していたと、5月20日に嬉々として報告をあげているけれど、そのウチの1群はセイヨウミツバチだった。
どうも変だ変だとは思っていた。
餓死してしまったニホンミツバチの既存の巣を利用したにしても、いきなり3段ぎっしりの巣になっているのはすごすぎた。
古い巣の具合をのぞき穴から見られることはなく、真っ白な新調の巣が造られていた。
ハニカムがなんだか大きい。
ハチ自体も大きくて黄色っぽい気がする。
何しろ強勢群で、箱に近づくだけでゴーっという音が常にする。
疑いを持ちつつ、この辺りに養蜂家のキャラバンがやってくるというのは聞いたこともなく、蜜蜂飼育をやっている人が6kmほど離れたところにいるとは聞いているけれど、ニホンミツバチに違いないと思ってもいる。
一箇所に蜜源となる木や花が群生しているという話も聞いたことがない。
でも、あるブログにニホンミツバチの待ち箱にセイヨウミツバチが入ったという記事を見つけてから、がぜん疑いが強くなった。
それほどまでに私はまだ蜜蜂全般に対する知識の浅い初心者だったのだった。
飼育箱を出入りするミツバチをスマホでたくさん撮って拡大してセイヨウミツバチに違いないと結論づけた。
腰回りが黄色くて、縞々も黄色がかっていて、何より後ろ足が花粉をたくさん持ち帰れるようにと平たくなっているし、よく見ればハチの体自体が1.5倍近く大きい。
ウチの白菜菜の花にいたのを撮ったらこれもまたセイヨウミツバチに違いないと分かった。
今はいろんな花が咲いているから、蜜源に不足することはないだろう。
しかしセイヨウミツバチはとにかく家畜として改良された集蜜能力の高い蜂なので、よその巣からの盗蜜さえやるらしい。
ウチのニホンミツバチの巣が盗蜜されるのは時間の問題のような気がしてきた。
蜜がたくさん採れるのだから、せっせと蜜を採取したら良いという気にはどうしてもならない。
私が目指しているのはニホンミツバチ飼育と彼らの作る希少価値の百花蜜なのだから。
そうして結論を出す。
せっかくやって来たのだから、1回は採蜜する。
その後は、ウチのニホンミツバチを守るために、他所に持っていく。
念のために、困った時に相談するニホンミツバチの師匠(勝手に私淑)に電話してみた。
師匠でもセイヨウミツバチがニホンミツバチの待ち箱に入ってしまったという経験はないそうだ。
でもセイヨウミツバチに興味を持っているから、自分に譲ってくれないかとの申し出を受けた。
様々のハードルを乗り越えられるのは、この人しかいないと思われるので、想定外だったけれど渡に舟。
口べらしの間引きのようで多少不憫のようでもあるけれど、厄介払いの清々というのか気が晴れた。
まだ具体的実行の頃合いは決めていないけれど、来月か再来月にやってしまおうと思う。
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2 コメント

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Unknown (sukebo)
2019-05-29 20:54:24
犬も人間だから・・・ボクも犬かも?
犬、猫ぐらいは気持ちの交流があって(?)孫と亀と遊びました。亀は野性に帰り身構えながら、バナナとかまぼこを孫に隠れながら食べていました。
・・・どこまで人と野性の生き物がいい関係を持って、近くで共存できるのでしょうか?
セイヨウ・二ホンミツバチ健闘を期待します。チバって下さい。

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sukeboさんへ (とんび)
2019-05-30 00:15:20
自然に生きているものたちに接していると、いろんなドラマがあるなと感じます。

sukeboさんの表現する自然との交流をみましても、そのようであることを強く感じます。

我ら自然児でいられる時が至福の時ですね!?
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