こいつを連れて来てから2ヵ月半になる。仕事の出先で時間調整のために車を止めた農道、その脇の用水路にいたのだ。カワニナもタニシもいてウグイも泳いでいたから、強い農薬を使っていない地域なのだろう。
手始めに大きいザリガニをそぉっとすばやく手づかみで獲った。ところがそいつは脱皮したてのやわらかい奴だったから持帰ろうと車に戻る途中で落してしまった。何しろ殻が固まっていないから強く持てずに抜け落ちてしまったのだ。
普通なら落したくらいでは外骨格のつわものだから平気なところだが、見かけは強そうでも今は薄物一枚状態。はさみは両方とも、それに小さい脚もいくつかもげて悶絶してしまった。しかたがないので元に帰してやる。他のものの上等な餌になるだろう。可愛そうなことをした。
気を取り直してタモ網を持ち出し、2センチ位のウグイとザリガニを5匹ずつ獲って持ち帰った。2年前から何となく飼い始めた水棲生物の種類が増えたので入れ物はたくさんあったが、あれこれ移し替えて30センチ水槽を空けたのに住まわせることにした。 (つづく)
(私が飼っていたザリは3センチくらいのときに共食いで脚が3本だけになってしまいましたが脱皮を繰り返し、見事再生しました)
連れてきたザリちゃん、見事な『マッカチン』になるといいですね(^_^)v
でも寿命間近の大きいのを狙わずに、小さいのを大きく育てるべしなんでしょうね。
やわらかいザリだったんだから食うべしだったのかも・・・たは。
マッカチンというのを思わずWIKIしてしまいました。初めての言葉でした。なるほどです。
真赤なかちんかちんのヤツですね!?
つづきを請うご期待。