鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

撮るつもりの無かった画像

2023年12月04日 08時22分55秒 | アングル


先日、テレビで盲人の方の写真個展(?)を紹介していた。
カメラを胸に当てて歩きながら撮っていくという手法だった。
目が見えないのだからファインダーあるいはモニター画面を見る必要が無く、言わば腰溜めで撮るといった様子。
場面をどう切り撮るとか、どう迫るかなどの工夫やセンスを発揮することはできない。
画像を選ぶのは晴眼者ということになるのだろうから、本人は自己採点ができないだろうに・・・。
何歳までかは普通に視えていた方だから、写真というものの概念が良く理解できていてこそ成立するものなのだろう。
数十年前、自動車整備士だった人が空気入れ中にタイヤの破裂で両目を失ったけれど、撮影を趣味にしていて写真集を出版した(?)というのをテレビで観たこともある。

昨日はたしかほとんど何も撮らないでしまったなとスマホを確認してみたら、撮るつもりの無かった画像が撮れていた。
記録のための朝食画像を撮ってアプリを終了するときに、指が触れてカシャっとなったはず。
写っていた『媛マドンナ』は、瀬戸内海を望む家でゴールデンレトリーバーと悠々自適の暮らしをしている友人の送ってくれたもの。
それとこの頃、夕食時にちびちびとダブルほどの量を呑んでいる自作梅酒。
焦点は手前のランチョンマットだったけれど、それはトリミングで外した。
意識しない偶然による日常のひとコマ、としてピンぼけを残そうと思った。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« THE THIRD WORLD SHOPとは | トップ | 火力発電所横の突堤にて接待... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自作梅酒。 (sukebo)
2023-12-05 20:11:58
夕食時にちびちびとダブルほどの量を呑んでいる自作梅酒。
意識しない偶然による日常のひとコマ、として・・・・・
ここからも行かずに、いく気もないし、受け身でもない、「忘我」の空間?エーテル?刹那?宇宙を抱いて・・・ボクは泡。そんな詩を書いてみたい。
返信する
sukeboさんへ (とんび)
2023-12-05 21:39:01
>エーテル?

古代の宇宙観を遡って思索するほどの時間はありますか?

>そんな詩を書いてみたい。
書きたいと思ったら、即、書き始めてください。
書くことで、文字との対話からどんどん思索はすすみ、詩作が進むと思います。
書き始めが決まっているとか、芯は決まっているというようなことなら尚のこと、書いてください。
期待しています。
返信する

コメントを投稿

アングル」カテゴリの最新記事