シジミ蝶の中では、ヤマトシジミがおそらく一番地味で一般的なのではないかと思われる。
飛んでいる時は青くてきれいなのに、止まっていると羽をめったに開かなくて残念(メスの表羽は黒っぽい)。
貝のシジミ(蜆)にもヤマトシジミがあるそうだけれど、あちらは『大和蜆』と書く。
カタバミ(片喰)が幼虫の食草だそうで、吸蜜はシロツメクサ(白詰草)などとあっても、私が見るのはいつも畑。
肥やし代わりの豚舎敷き籾殻にいつも集っているのは何を吸引しているのか。
豚の排泄したミネラル分かと思われるが、私の鍬が間近に迫ってもなかなか逃げようとせず、こちらが遠慮してしまう。
乳酸菌とか大腸菌・・・?土壌菌も必要だから、地面に落ちた食品も食べなさいという医者がいます。
我々はそのように育ったが、身体の中は自分ではないようにも感じます。毒も適当では問題がないようにも感じる。
何事も、過ぎたるは・・・とも言います。
花は視覚で探すかも知れませんが、地面から吸っている、この場所は嗅覚で見つけたものに違いありません。
いやそれともやはり複眼で、化学物質の波長を見極めているのかも知れません。
これを実験と観察で徹底的に研究するとしたら、それは化学か生物か生理学か、どの分野からのアプローチになるんでしょうね。
そもそも、その研究はすでに成されて、結論がでているのかどうか。
今日のネットニュースで、木の年輪の太い部分は南だというのが全くのデタラメだというのを知りました。
高名な学者が言ったことが人口に膾炙して、嘘が一人歩きした例だそうで・・・。
当たり前を疑うことから始める必要が何事においてもありそうです。