はっきりとした天気が続いていたけれど、久々にぐずぐずした天気だ。いつのまにかニラが咲いて、花の盛りを過ぎてしまっていた。その花にハナムグリがじっとしていた。
ムグリとは何ぞや。ジムグリという小さな蛇がいる。尻から体内に入るなどと、子どものころ恐れていたものだった。そう、そのムグリは辞書で引くと潜ることとある。モグルの訛りともある。昆虫学者と爬虫類学者が同郷だったのか?
ハナムグリはかわいいヤツだ。花に頭を突っ込んで、尻隠さずの一心不乱さが笑えるんである。何枚も撮ったがあまり上手くいかなかった。
足の太い高級三脚を使って、しかるべきカメラとレンズで徹底的に根気良く撮ればよい画像が撮れるだろうけれど、手に構えての小型デジカメのマクロ撮影ではこの程度か。
ここで門外漢が一句。
パッと咲く 韮に霧雨 ハナムグリ
歳ですね・・・(^^ゞ
>ハナムグリも味があっていい・・・
歳とともに身近なものに愛着を覚えるものですよね、きっと。
画像のヤツは一番一般的というかオーソドックスのものです。水玉のレンズで、地の色はあざやかなグリーンが凝縮して茶色がかってしまったのが判ります。
緑茶が紅茶になる理屈でしょうか・・・
もっと色んな角度から撮りたかったんだけど、根気がありませんでした。もっと目的意識を持って被写体にぐっと迫りたいもんです。
もう恋心も希薄です。