鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

大地の芸術祭2015 その24

2015年09月11日 08時44分06秒 | アングル


二つの作品を重ねて撮ってしまった画像。

ワイヤーで吊り下げられて浮いているのは、『ゴースト・サテライト』という作品。
人工衛星(役を終わっても回り続ける)と地球の関係は、越後妻有と東京の関係のようだと二人の作家が共同で創作したもの。
この地で集めた用無しガラクタを組み合わせて、人工衛星に擬したオブジェ。
幾何学的木枠は田植え前に転がして苗を整然と植えるための筋を付けるもの(小学生のとき、農繁期に学校は休みになり、ウチは農家ではないけれど田植え稲刈りなどを手伝った)。
パネル状のものは何かの衝立が色あせしたものだと思われる。
発泡スチロールは海辺に転がっている浮きの残骸のようだが、ダムが幾つかあるので、そこらあたりの廃品だろう。
花餅はたぶん十日町のメインストリートの雁木に飾られた正月飾りだろう(花餅はウチにはなかったが、前のお宅では神棚に飾っていた)。
右端の籐の安楽椅子は、地元製ではなく東南アジアからのものだろうけれど、この感覚は分かりにくい。

下方の巨大な絵は『蓬莱山』の作家の『島』という作品。
この作家の独自手法で、火薬の発火跡を利用したアート。
さすがは爆竹で正月を祝う中国人。
爆発音、期待、偶然、必然、瞬発力・・そんなアートはやってる本人が一番楽しいんだろうし、『いいやね!楽しそうで!』なんてほざいて観る。
コメント (2)
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