毎年、私が引き上げると大雪になったり嵐になったりすると、お隣の奥さんは感心する。
そりゃそうですとも、たいていぎりぎりまでぐずぐずして帰り支度が整わず、もうこれは出ないとまずいな、となってから出発するんですから。
それでもいつもほぼうまくいって何とかなってきたわけで、昨日の今日もそのように雪国十日町から宇治に引き上げた。
1枚目画像;出発して程なく東側を見たら、越後三山が真っ白に浮かび上がっていたので、横道に逸れて撮った。左から、越後駒ヶ岳、八海山、中ノ岳。
2枚目画像;越後三山の南の方には巻機山も神々しく光っていた。
3枚目画像;尼御前S.A.に今まで気付かなかった芭蕉の句碑があった。
4枚目画像;寺に泊めて貰ったら山内を掃除してから立ち去るもののようで、芭蕉は実際はやらなかっただろうけれど、『庭を掃いてから出発したら良いのですがすみません』という気持ちを表したようだ。
5枚目画像;南條S.A.のトイレは、今まで利用してきたどこのトイレよりも新しくて素晴らしい。新潟県見附市の道の駅「パティオにいがた」にある日本トイレ大賞を受賞したトイレに匹敵するか上回るかという美しさ。
利用させてもらったからには、何かが落ちてでもいたら拾い上げて去りたいくらいのものだったけれど、チリひとつ落ちていない竣工したてのようだった。