【以前に、良寛ゆかりの地を訪ねた感懐を、エッセイ(『良寛を歩く(その3)~(その5)』にまとめる。】
「もう一度良寛を学びたい」 (2004.1)
暮れから正月は改まって心の整理を余儀なくされる時期である。書斎に座して静かに過ぎ去りし一年を振り返り、新しい年への期待と決意をまとめるすがすがしさがある。
風雪の国上山に五合庵を訪ねたのはもう四、五年前 になるか*。新たな心の整理をするときいつも良寛が浮かび、あのときの感動がよみがえってくる。
飽食、拝金、有り余るものに囲まれたこの平和と繁栄の中で、偽りの文化的生活に浸る自分をいつも反省せざるを得ない。真の幸せを考え、人間らしい生活を求めなければ恥ずかしいと思う。
昨年思いがけない大病をして死の淵から生還し療養生活を送る今、新しい人生の始まりを意識している。年の初めに当たり、自分の生き方を見つめるためも、もう一度良寛を学びたいと考えている。
良寛を見つめ普段の贅沢に疑問を抱き、清貧を旨として無一物に徹した良寛の強さを思い過ごしたいと思っている。
《座右の銘とする》
*
拙ブログ
6/17【良寛を歩く(その7)】
6/16【良寛を歩く(その6)】
6/9 【良寛を歩く(その5)】
6/2 【良寛を歩く(その3)】
5/29【良寛を歩く(その2)】
5/25【良寛を歩く(その1)】
「もう一度良寛を学びたい」 (2004.1)
暮れから正月は改まって心の整理を余儀なくされる時期である。書斎に座して静かに過ぎ去りし一年を振り返り、新しい年への期待と決意をまとめるすがすがしさがある。
風雪の国上山に五合庵を訪ねたのはもう四、五年前 になるか*。新たな心の整理をするときいつも良寛が浮かび、あのときの感動がよみがえってくる。
飽食、拝金、有り余るものに囲まれたこの平和と繁栄の中で、偽りの文化的生活に浸る自分をいつも反省せざるを得ない。真の幸せを考え、人間らしい生活を求めなければ恥ずかしいと思う。
昨年思いがけない大病をして死の淵から生還し療養生活を送る今、新しい人生の始まりを意識している。年の初めに当たり、自分の生き方を見つめるためも、もう一度良寛を学びたいと考えている。
良寛を見つめ普段の贅沢に疑問を抱き、清貧を旨として無一物に徹した良寛の強さを思い過ごしたいと思っている。
《座右の銘とする》
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拙ブログ
6/17【良寛を歩く(その7)】
6/16【良寛を歩く(その6)】
6/9 【良寛を歩く(その5)】
6/2 【良寛を歩く(その3)】
5/29【良寛を歩く(その2)】
5/25【良寛を歩く(その1)】