静かに傍観する経済優先の社会で、誰も彼も、株だファンドだとお金を膨らます世の中を演じているように見える。何かせわしく、人々が流されているような気がしてならない。どこかおかしい世の中と思う。
ライブドア、村上ファンド、ゼロ金利政策の陰でファンドへ多額の投資をしていた日銀総裁。村上容疑者は記者会見で、「お金儲けが悪いことですか」と開き直る。数万でなく、数百、数千億円という想像をはるかに超えるお金を求める現実がある。お金儲けに取り憑かれたかわいそうな人と思った。いづれも一般庶民には考えられない額を投資し練金を計り、道義的な責任も認めず金銭感覚も次元が違う。
自分はお金の負け犬と思うが、うらやましくもない。生かされている自分を思うとき、もっと控えめに知足のこころで生きて生きたいと思っているからだ。そんなこころの良寛に惹かれ満足している。
いま、もう一度かつてのベストセラー「清貧の思想」(中野孝次著)を惹起しなければならない。その先人の思想に触れながら、人間らしい生き方とは何かを静かに考えたいと思う。「国家の品格」以上に感化された、尊敬する本だった。
『 「欲はなく決して怒らず」そういう人に 私はなりたい! 』と思い、そう努力したい。
ライブドア、村上ファンド、ゼロ金利政策の陰でファンドへ多額の投資をしていた日銀総裁。村上容疑者は記者会見で、「お金儲けが悪いことですか」と開き直る。数万でなく、数百、数千億円という想像をはるかに超えるお金を求める現実がある。お金儲けに取り憑かれたかわいそうな人と思った。いづれも一般庶民には考えられない額を投資し練金を計り、道義的な責任も認めず金銭感覚も次元が違う。
自分はお金の負け犬と思うが、うらやましくもない。生かされている自分を思うとき、もっと控えめに知足のこころで生きて生きたいと思っているからだ。そんなこころの良寛に惹かれ満足している。
いま、もう一度かつてのベストセラー「清貧の思想」(中野孝次著)を惹起しなければならない。その先人の思想に触れながら、人間らしい生き方とは何かを静かに考えたいと思う。「国家の品格」以上に感化された、尊敬する本だった。
『 「欲はなく決して怒らず」そういう人に 私はなりたい! 』と思い、そう努力したい。