『現代建築の軌跡』川向正人/鹿島出版会 のサブタイトルは「建築と都市をつなぐ思想と手法」です。2002年から2004年にかけて開催された公開対談をまとめたものです。川向さんの対談の相手は上の写真で分かる15人の建築家達でした。
過日、安藤さん設計の「表参道ヒルズ」が都市との関係を断ち切った自己完結的な建築だと書きました。内部にショッピングストリートをスパイラル状に詰め込んだ建築だとも書きました。
ところで表参道から程近い青山に「スパイラル」という名前の建築があります。設計したのは槇文彦さん。
その槇さんとの対談もこの本に収録されています。建築と都市との関係を考える上で大変興味深い内容です。そのことについて書こうと思います・・・。
タイトルはグループフォーム(群造形)、福祉施設のグループホームとは違います。
今回はその予告、次回書くことにします。
○『空間の詩学』ガストン・バシュラールは、現在ちくま学芸文庫に収められています。