671 上田市保野 撮影日161010
上田市吉田 上吉田生活改善センター敷地に立つ火の見梯子(702)を背景にマンホール蓋を撮る。
◎ 上田市は2006年(平成18年)に丸子町、真田町、武石村と合併して人口16万の中核都市になった。上田といえば真田、真田と言えば六文銭。上田市のマンホール蓋には合併前の上田市の花・ツツジと六文銭が描かれている。
バックが火の見梯子だから、再訪して火の見櫓をバックにマンホール蓋を撮りたい。
669 街中に立つ火の見櫓
四角い櫓、柱は直線状、ブレースは上部が平鋼、下部がリング式ターンバックル付きの丸鋼。四角い屋根に円い見張り台。避雷針の飾りと蕨手が細い丸鋼。東信地方でよく目にするタイプ。
メンテナンスされていて錆が出ていない。
蕨手は下り棟の下地材を伸ばしてつくっているものもあるが、この火の見櫓では別部材。見張り台に突いている方杖が外側に湾曲している。
注目は4本の柱の内側を開口にしている見張り台の床、床下地材(根太)をきれいに放射状に配置している。床下地材は四方にそれぞれ並行配置しているものが多いのではないか。
消火ホースを掛けるフックにも丸鋼の支えを付けている。
各脚部はコンクリート基礎を立ち上げてきちんとつくってある。土間もきれい。
優等生タイプ火の見櫓。