■ 「松本走り」ということばがある。
直進してくる対向車があるのに、その直前を強引に右折するなど、松本の車の交通マナーの悪さを指摘することばだ。これは運転者にのみ責任があるのだろうか・・・。松本が城下町であるが故の道路事情もあるのでは、と言い訳したくもなる。
朝日新聞(8月11日付朝刊)の社会面に来年の東京オリンピックに向けて、歩行者が横断歩道を渡ろうとしている時に一時停止しない車の取り締まりを強化しているということを伝える記事が載っていた。
記事の中にJAFが2018年に行った調査(信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとした時に一時停止した車の都道府県別の割合)が載っていた。
我が長野県がダントツの1番、58.6%の車が停まったという。隣の山梨県は5.6%とかなり低い。山梨県だけが特別低いわけではない。敢えて挙げるが最も低いのは栃木県で0.9%。横断歩道の端に人が立っていても停まる車は100台中わずか1台という驚きの数字だ。
ちなみに20%以上は長野の他、石川(26.9)、静岡(39.1)、愛知(22.6)、鳥取(25.6)、島根(26.5)の6県のみ。
なぜ県によってこれ程の差が出ているのか、なぜ長野県が高率なのか、分からない・・・。