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1376 上伊那郡辰野町辰野 4脚44型 撮影日2022.07.27
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■ 県道187号に平行して一段高いところにガードレールが設置された生活道路が通っている(写真②)。その生活道路沿いに火の見櫓が立っていることに気が付いた。
いち早く火の見櫓に駆けつけることができること、遠くまで見通せること、という火の見櫓の基本的なふたつの条件は相反することが多い。この火の見櫓は後者の条件を優先したものと思われる。
県道から生活道路まで歩いて上っていくと、写真③のような様子だった。見張り台からはかなり遠くまで見通せるだろうし、半鐘の音も遠くまで届くだろう。私とは違い、消防団員は地元の地理に詳しいだろうから、この生活道路まで車で上ってくるだろう。そうであれば県道沿いに火の見櫓が立っている場合とそれ程到着時間に差は出ないかもしれない。
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③とは反対の方向から見た様子
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梯子には手すりが設置されている。踊り場から上の梯子に手すりが設置してある事例は多くはないと思う。
踊り場の半鐘、写っている縦帯に文字はない。
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踊り場の様子 踊り場の床面積が少ないようにも思うが、梯子の架け方などを見ると、ここを昇り降りする消防団員に配慮していることが窺える。踊り場の手すりは外側にはらんでいる。なぜ? 少しでも面積的に広げようという意図か。他に理由が浮かばない。
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脚部の下側半分は単材で見た目は心もとない。