■ 『日本百名山』深田久弥(新潮文庫1978年発行、1995年31刷)の再読を終えた。深田久弥は百名山の選定基準として山の「品格、歴史、個性」を挙げている。さらに付加的な条件としておよそ1,500mという高さの線引きをしている。言うまでもなく登ったことがあることが前提。
本のとびらの前(口絵?)に山のカラー写真が4ページ、それから百名山をプロットした日本地図が折り込まれている。地図は若狭湾、琵琶湖、伊勢湾を結ぶラインで東西に分けられて表裏両面に印刷されているが、100座の内、89座までが東側に、残りの11座が西側という数だ。私が登ったことがある山はごく僅かで、名前を知らない山も多い。長野県は百名山(県境に位置する山を含む)が最も多く、30座近くあるが、日々存在を意識する山は美ヶ原と常念岳。
美ヶ原望遠 撮影日時2020.08.13 午前5時前
常念岳(左のピーク) 撮影日時2013.07.24 午後7時半頃
朝な夕なこんな光景を目にしながら過ごせることを、幸せだと思わないといけないのかもしれない・・・。
追記(7月24日の夕方)
鹿島槍ヶ岳 2008.12.04撮影