(再)松本市寿小赤 赤木公民館 3脚66型 撮影日2022.07.25
■ 火の見櫓めぐりを始めたのは2010年5月、その年の12月に既にこの火の見櫓と出合っている。だが、その時は全形写真を撮っただけで、特に観察はしていなかった。昨日(25日)偶々通りがかったので観察した。
しばらく前、このような火の見櫓を「高さかせぎ」というタイプに分類することにした。道路のレベルより2.5mくらいだろうか、高い所に建てて、その分、高さをかせいでいる。
見張り台の高さは12mくらいありそうだ。高い部類に入ると思う。だが梯子は櫓の外に設置されているし、中間に踊り場もない。
残念ながら半鐘は既に撤去され、代わりにサイレンが設置されている。スピーカーも設置されているが、火の見櫓の後継としてこの姿は仕方がない。見張り台に比して屋根が小さい。平面的な大きさが見張り台くらいないと、バランスが良くないと感じてしまう。
脚部の様子。後方の様子から高さかせぎ効果が分かる。この火の見櫓のように脚部に消防信号板を取り付けていることが案外多い。消防信号板を見て、即半鐘を叩くことができれば、叩き方が頭に入っていない消防団員は助かると思う。だから、見張り台に取り付けるのが望ましいと思うが・・・。