近所の高校の、古い本をお借りできる。
さっそく、パラパラ。
貴島憲先生による「復興の歌」というのがありました。
「復興の歌は、昭和6年正式の校歌ができるまで、
生徒、並びに卒業生が校歌のような気持ちで歌っておりました。」とあります。
なんでも「大正12年9月関東大震災の直後」につくられた歌のようです。
歌詞は8番まであり、そこから
震災に関係しそうな箇所だけとりあげてみます。
大地震(ふる)いて新たなる 命四海に漲りぬ
厳(おごそ)かなれや土の色 いざ固くとれ鍬の柄(つか)
太平洋の朝風に 汗拭く心地君知るや
生気溢るる黒土に 種蒔く思い君知るや
天変我に何がある 地異はたわれに何がある
力溢るる我が友の 復興の意気君見ずや
汗する者に光あり 恐れぬ者に栄あり
剛健敢為(かんい)若人は 足踏みしめて立たんかな
この貴島憲先生のエピソードもありました。
「先生は修学旅行で生徒を関西方面に引率した。京都で生徒たちに、『お前等はもう一人前だから、ここで解散する。間違いなく家に帰れよ』と、旅行団を解散してしまった。生徒の中には四~五日も遅れて帰宅した者もあったとか。」
うん。この高校の創世記は、面白そうです(笑)。
さっそく、パラパラ。
貴島憲先生による「復興の歌」というのがありました。
「復興の歌は、昭和6年正式の校歌ができるまで、
生徒、並びに卒業生が校歌のような気持ちで歌っておりました。」とあります。
なんでも「大正12年9月関東大震災の直後」につくられた歌のようです。
歌詞は8番まであり、そこから
震災に関係しそうな箇所だけとりあげてみます。
大地震(ふる)いて新たなる 命四海に漲りぬ
厳(おごそ)かなれや土の色 いざ固くとれ鍬の柄(つか)
太平洋の朝風に 汗拭く心地君知るや
生気溢るる黒土に 種蒔く思い君知るや
天変我に何がある 地異はたわれに何がある
力溢るる我が友の 復興の意気君見ずや
汗する者に光あり 恐れぬ者に栄あり
剛健敢為(かんい)若人は 足踏みしめて立たんかな
この貴島憲先生のエピソードもありました。
「先生は修学旅行で生徒を関西方面に引率した。京都で生徒たちに、『お前等はもう一人前だから、ここで解散する。間違いなく家に帰れよ』と、旅行団を解散してしまった。生徒の中には四~五日も遅れて帰宅した者もあったとか。」
うん。この高校の創世記は、面白そうです(笑)。