宮本常一著「イザベラ・バードの旅」(講談社学術文庫)が
読みやすく楽しめました(笑)。
副題は「『日本奥地紀行』を読む」。
イザベラさんの東北・北海道への旅を
宮本常一氏が丁寧に背景を語ってくれている魅力。
うん。その吸引力。
一箇所だけ以下に引用。
「 それは『いろはがるた』の遊びである。
子どもたちは輪を作って坐り、
大人たちはそれを熱心に見ている。
とありますが、日本では上層階級では百人一首の
かるたが盛んに行われており、中流以下はいろはがるた
が各地で行われていた。今ではお正月頃しかやらないが、
イザベラ・バードが東北を歩いた頃には、
夏でも行なっていたことがわかり、たいへん興味深いのです。」
(p178)
読みやすく楽しめました(笑)。
副題は「『日本奥地紀行』を読む」。
イザベラさんの東北・北海道への旅を
宮本常一氏が丁寧に背景を語ってくれている魅力。
うん。その吸引力。
一箇所だけ以下に引用。
「 それは『いろはがるた』の遊びである。
子どもたちは輪を作って坐り、
大人たちはそれを熱心に見ている。
とありますが、日本では上層階級では百人一首の
かるたが盛んに行われており、中流以下はいろはがるた
が各地で行われていた。今ではお正月頃しかやらないが、
イザベラ・バードが東北を歩いた頃には、
夏でも行なっていたことがわかり、たいへん興味深いのです。」
(p178)