和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

加藤達也氏の山本七平賞。

2016-12-11 | 産経新聞
雑誌「Voice」1月号を読む。
第25回山本七平賞の発表が掲載されていた。
受賞作は
加藤達也著「なぜ私は韓国に勝てたか」
特別賞は
三好範英著「ドイツリスク」

せっかくなので
受賞作についての選評から引用。

伊藤元重氏
「隣の国であるはずの韓国であるが、
私たちは驚くほどこの国のことを知らない。
・・政治、教育、文化、社会など、
韓国の中身を理解しないかぎり、
全体としてのあの激しい反日の理論も
理解できないだろう。その意味では、
この本の中で司法の部分が抉り出されたことは
貴重な情報である。」

呉善花氏
「韓国政治社会の実相を知り、
韓国とどう付き合うべきかを
知るための最適書であるとともに、
日韓関係史上大きな意義をもつ書
と評価し受賞作としたい。」

中西輝政氏
「われわれに『ああ、韓国って
こういう国だったのか】ということを
じつに腑に落ちるかたちで理解させてくれる。」

養老孟司氏
「加藤氏の作品は、事実の記録として、
さらに韓国という隣国への理解に
大きく資するという二つの点で、
将来的にも貴重だという評価がなされた。」

渡部昇一氏
「加藤達也氏の『なぜ私は韓国に勝てたか』は
二つの面から戦後画期的な著作であると思う。
第一は韓国という国がまだ近代国家になっていない
ことを、自らの体験を通じて具体的に世界の目に
曝(さら)して見せてくれたことである。
・・・・・
加藤さんの功績の第二は、
戦後は聞くことが稀になった
『日本男児ここにあり』という
意気を示したことであった。
加藤さんは独りで戦い抜いたのだ。
それにはついに世界のマスコミも動き出し、
最後には頑迷な韓国が屈したのだ。
最近、稀な痛快事ではないか。」

Voice1月号には
呉善花(おそんふぁ)氏と加藤達也氏の対談
も掲載されておりました。
対談の最後の加藤氏の言葉も引用しなきゃね。


呉】 ・・・・論理が通用しない国と
付き合ってエネルギーを消耗するのは
得策ではありませんから。

加藤】 その意味で韓国は、あらゆる点で
共同歩調を取ることが難しい政治体制に
変貌してしまいました。
日韓の価値観の共有が困難であることは、
外務省ホームページで公開している
韓国に関する記述からも明らかです。
日本は、国際社会のなかで韓国と協調していける
という甘い願望は捨てなければいけません。
韓国を他に類のない特異な国として、
厳しく接していく必要があります。
コメント
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