そういえば、板坂元氏に「おくのほそ道」
(講談社文庫:板坂元白石悌三校注・現代語訳)が
あったんだと、その現代語訳を読む。
その際、板坂元著「考える技術・書く技術」も
本棚からいっしょに取り出す。
さてっと「考える技術・書く技術」から
この箇所を引用。
「雑学といえば、わたくしが卒論のために俳諧の
資料を集めていた頃、天理図書館の一室で
中村幸彦教授(当時は古義堂文庫主任)から
突然『雑書をたくさん読みなさい』といわれた
ことがある。おそらく、そのころ自分のやっている
主題を、文字通り重箱の隅を楊子(ようじ)で
つっつくようなことしかやっていなかったので、
見かねてそう忠告されたものと思う。
・・・・・・
まったくの好奇心でのぞいた本に興味がわけば、
その本に引用されている文献や、参考文献として
あげられている本を買う、そしてまたその本にある
参考文献から別な本を、というふうにして
連鎖的に拡張して行けばよい。
飽きてきたら、そこで中止するし、
飽きが来なければどんどん深入りする。
そういうふうにして、
あるものは生涯のつれ合いとなったものも
いくつかはある・・・・」
(p61・講談社現代新書)
はい。
「飽きてきたら、そこで中止するし、
飽きが来なければどんどん深入りする。」
うん。これで行きます。
(講談社文庫:板坂元白石悌三校注・現代語訳)が
あったんだと、その現代語訳を読む。
その際、板坂元著「考える技術・書く技術」も
本棚からいっしょに取り出す。
さてっと「考える技術・書く技術」から
この箇所を引用。
「雑学といえば、わたくしが卒論のために俳諧の
資料を集めていた頃、天理図書館の一室で
中村幸彦教授(当時は古義堂文庫主任)から
突然『雑書をたくさん読みなさい』といわれた
ことがある。おそらく、そのころ自分のやっている
主題を、文字通り重箱の隅を楊子(ようじ)で
つっつくようなことしかやっていなかったので、
見かねてそう忠告されたものと思う。
・・・・・・
まったくの好奇心でのぞいた本に興味がわけば、
その本に引用されている文献や、参考文献として
あげられている本を買う、そしてまたその本にある
参考文献から別な本を、というふうにして
連鎖的に拡張して行けばよい。
飽きてきたら、そこで中止するし、
飽きが来なければどんどん深入りする。
そういうふうにして、
あるものは生涯のつれ合いとなったものも
いくつかはある・・・・」
(p61・講談社現代新書)
はい。
「飽きてきたら、そこで中止するし、
飽きが来なければどんどん深入りする。」
うん。これで行きます。