今月は、市の主催による「地域防災力向上講演会」と題した
鍵屋一氏の講演会へ行ってきたのでした。
うん。地域の高齢化も含めての防災力が語られて新鮮でした。
私に印象深かったのは、
「 想定外のことがおこると、判断力が小学生以下になる 」
というようなことを語られておりました。
「小学生以下の判断力」となったなら、どのように
気持ちのスイッチをいれ、逃げるスイッチをいれるのか。
ということで、『誰が逃げろと伝えたか?』の統計を
つぎに示してありました。家族・同居者が一位で
第二位は近所・友人となっております。
高齢化と兼ね合わせてなのですが、
支援者の役割を限定して、避難連絡だけでよいから、
自分から「助けて」と声や求めをかけにくい方には、
声をかけてあげることの重要性を指摘しておられました。
それも、一人でなく、三人くらいが声をかけてあげる。
それは、『避難連絡だけでよい』としております。
ちなみに、2022年の酒田市防災訓練の写真が紹介されておりました。
95歳の夫と86歳の妻とが車いすに乗って避難しているのですが、
その車いすを押しているのが86歳の町内会長という説明がありました。
『 想定外のことがおこると、判断力が小学生以下になる 』
ということで、避難訓練などの参加経験のあるなしが、
それとの関係で語られておりました。
はい。参考になりました。
自治会でも 役員会の時に
何度か レクチャーを受けて
町内の防災地図(危険個所など)を作成しました。
独居老人の有無なども確認しています。
1995年の阪神大震災のときは
そういう体制はまだなかったですが
御近所の方達との親密感は増したと思います。
隣に住んでいる人のことは
ある程度認識しておいた方が いいように思いますけれど 大都会では無理なのかな。。。
コメントありがとうございます。
読ませてもらっていたら、
地元と都会との比較を思い浮かべ、
そしたら、今日のブログに書いて
みようと、あらぬことを思い浮かべました。