ワールドカップのスペインのユニフォームを見ていたら、急にペドロ・アルモドバル監督の作品を観てみたくなった。「私の秘密の花」は95年の作品。いつものように原色が基調の美術と衣装の美しさにはうならせられる。
マドリッドに住む女主人公は、グリスというペンネームで小説を書いている。これは夫さえ知らない秘密だった。軍人の夫はベルギーへ出たままである。彼女は夫が買ってくれたブーツを履いてタイプライターに向かっていた時、どうしてもブーツが脱げなくなり、パニックに陥る。そこで親友の心理カウンセラーに助けを求める。カウンセラーは、気分を変えさせようと新聞社の知人を紹介する。彼女は編集者を訪ねるが、編集者がひと目惚れ。さっそく文芸批評を依頼する。それは彼を唸らせる出来ばえだった。しかし、彼女は新作に気が乗らない。そこへ夫が帰国することになった。期待して待っていたのに2時間しか家にいられないと言われた上、別れの言葉を口にされた。絶望して睡眠薬をあおった彼女だったが。。。
ペドロ・アルモドバルの映画には独特のにおいがある。これもそうだ。
スペイン人と感覚が違うのか?よく理解できない部分も多々ある。それでもいつもながらの画像の美しさと奇妙な登場人物の会話を楽しんだ。下手なインテリア雑誌読むよりも、彼の映画を観ているほうがよっぽどいいインテリアの手法が学べると思う。美術担当の色づかいのうまさと小物を選ぶセンスは卓越している。
でも「オールアバウトマイマザー」以降の作品のほうがなじみやすいかも?
マドリッドに住む女主人公は、グリスというペンネームで小説を書いている。これは夫さえ知らない秘密だった。軍人の夫はベルギーへ出たままである。彼女は夫が買ってくれたブーツを履いてタイプライターに向かっていた時、どうしてもブーツが脱げなくなり、パニックに陥る。そこで親友の心理カウンセラーに助けを求める。カウンセラーは、気分を変えさせようと新聞社の知人を紹介する。彼女は編集者を訪ねるが、編集者がひと目惚れ。さっそく文芸批評を依頼する。それは彼を唸らせる出来ばえだった。しかし、彼女は新作に気が乗らない。そこへ夫が帰国することになった。期待して待っていたのに2時間しか家にいられないと言われた上、別れの言葉を口にされた。絶望して睡眠薬をあおった彼女だったが。。。
ペドロ・アルモドバルの映画には独特のにおいがある。これもそうだ。
スペイン人と感覚が違うのか?よく理解できない部分も多々ある。それでもいつもながらの画像の美しさと奇妙な登場人物の会話を楽しんだ。下手なインテリア雑誌読むよりも、彼の映画を観ているほうがよっぽどいいインテリアの手法が学べると思う。美術担当の色づかいのうまさと小物を選ぶセンスは卓越している。
でも「オールアバウトマイマザー」以降の作品のほうがなじみやすいかも?