映画とライフデザイン

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たった一人のあなたのために  レネー・ゼルウィガー

2011-11-27 06:02:10 | 映画(洋画:2006年以降主演女性)
「たった一人のあなたのために」は50年代のアメリカを横断するロードムービーである。ミュージシャンの夫の浮気現場を目撃したために家を出た母親と二人の息子をコミカルに描いた。俳優のジョージ・ハミルトンの少年時代の母親との関係をベースに制作された。二人の息子を連れて家を出る母親にはレネー・ゼルウィガー、女好きのジャズマン亭主にはケヴィン・ベーコンだ。


1953年のニューヨーク、旅行に出かけていた主人公ことレネー・ゼルウィガーが早く帰宅すると、夫でジャズマンことケヴィン・ベーコンと若い娘の浮気現場に遭遇してしまった。レネーは、即座に夫に別れを告げて息子2人を連れて旅に出る。南部のお嬢様育ちで若いころはもてはやされたレネーは、いろんな男に出会う。どの恋愛も最初はいい感じでスタートするが、うまくいかない。すでに中年の域に入っている彼女には金目当てで近づいてくる男もいる。そうしていきながらアメリカ大陸を次から次へと移っていく。次の男を前の亭主のあてつけとばかり探してもそうはうまくいかない。。。。一方息子たちは母親に振りまわされて大変だが、次第に自分たちの道を見つけようと悪戦苦闘しはじめるが。。。


50年代ゴールデンエイジといわれたアメリカが舞台だ。色彩設計もよくいい時代のアメリカを見せる。ストーリーはドタバタ喜劇といってもいいだろう。ロードムービーとして次から次へといろんな人たちとの出会いを見せる。なけなしのお金を盗まれたり、結婚詐欺にあったり災難つづきだ。姉を頼ってもじゃじゃ馬の妹に嫌気がさしている。結局浮気症の亭主の方がずっとましと思うような気分となる。いいたいこといろいろあるんだろうなあと思いながら普通の時間を過ごした。

(参考作品)
たった一人のあなたのために
レネー・ゼルウィガーのロードムービー

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