後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

南フランス・ボルドーのブドウ畑と東京・稲城市の梨畑の写真を比較してお楽しみ下さい

2009年07月31日 | 写真

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上の写真3枚は南フランス、ボルドー地方のブドウ畑の風景です。少し前にボルドーに住んでいて、有名なパテシエのParismidoriさんからこの3枚の写真を使うお許しを頂いてありました。

しかし、それだけを掲載しても面白くないので山梨の勝沼のブドウの丘の写真を撮りに行こうと思っていました。しかし天気が悪く行けません。仕方が無いので東京の梨の産地として有名な稲城市の梨畑の写真を先程撮ってきました。稲城市は府中市から多摩川を渡った南岸に広がる砂地で、昔から「稲城の梨」として東京では有名な果物です。下に3枚の写真をだします。

上のフランスの風景と何処が違うでしょうか?考えながら見るとフランスのブドウと梨の生産様式と果物の出荷目的が大きく違うのではないかと想像できます。フランスのブドウは葡萄酒を作るために栽培し、生産地に散在する葡萄酒発酵工場へ直送します。ブドウの木は立木のように立てて栽培します。ブドウを収穫する時期をずらして糖分や酸味を調整して発酵させます。

日本ではブドウは葡萄酒を作るににも使われますが、主に果物として都会の青果市場へ出荷されます。ブドウの木は蔦状に伸ばし、棚をつくり、棚からブドウの房を垂らします。その様子は下の3枚の梨畑の様子とよく似ています。東京の稲城市は住宅地に変貌していますので土地の価格が高騰しています。従って狭い梨畑に肥料を入れ、甘くて美味しい梨を生産するように人手をかけて根気よく育てています。それと比較するとフランスのブドウ畑は広々としています。なにかのどかな風景です。人手もかけているのでしょうが切迫した雰囲気がありません。何故こうも違うのでしょう?そんなことを考えながらブドウ畑と梨畑の風景を比較すると面白いと思います。いかがでしょうか?(終わり)フランスの写真3枚の出典は、http://blog.livedoor.jp/parismidori/ です。

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フォトアルバム「中古ヨットの見分け方写真集」へ写真を追加しました

2009年07月31日 | 写真

このフォトアルバムは2007年11月に開始し以来、1年9月になります。これ迄のこのアルバムだけへのアクセス数が77000件です。現在も毎日200件くらいあります。(ブログ本文へのアクセス数は12万7千件です。他のアルバムへのアクセス数も含めた総アクセス数は23万件以上になりました。有難う御座いました!)

そこで今年の春からのヨットの写真を追加しました。東京ベイヨットクラブのハンスクリスチャン43フィートのBambino号と同じクラブのババリア39フィートのBig Bear号です。いずれも中古ヨットですが豪華な造りでした。Bambinoの毛利船長とは母港の保田漁港のBanbinoの上でビールを一緒に飲んだり、駿河湾で昼間のセイリングに乗せて頂いたりお世話になりました。

またババリア39フィートはクラブ代表の大熊さんに三浦三崎港でお会いしました。東京湾を縦断して浜離宮脇の係留地へのセイリングに乗せて頂きました。南風の強い荒れた海を船体を傾けながら疾走しました。5月2日のことでした。

その後、同じ船で夜の東京湾をセイリングしながらビールを飲む会へも参加しました。独り大熊さんだけは飲まないで舵輪を握っていました。東京のビルの夜景の素晴らしさが楽しめました。

その他に追加した写真は船舶検査に関するものです。私の土浦港に係留してあるヨットは船齢が27年です。法定備品を揃え、航海灯を整備し7月7日に立会検査があり合格になりました。今後3年間は検査無しで夜間航行もできます。

最後に5月2日の荒れた東京湾のセイリングの写真を一枚掲載します。詳しくはフォトアルバム「中古ヨットの見分け方写真集」の御座います。(終わり)

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ガンになって知る他人の優しさ、愛

2009年07月31日 | 日記・エッセイ・コラム

このブログも8月4日で中断します。ネットの上で友人・知人になった方々と別れるのが惜しくて昨日は惜別の記を掲載しました。8月15日に予定通り退院できれば、すぐブログを再開したいと思っています。しかし、今回入院・手術を受けることを考えると、何回かこういう経験をしながら人間は死んでゆくのだという実感が持てました。皆様へ感謝しつつ永遠に別れるのです。

感謝の言葉と、さやようなら のご挨拶を趣味人倶楽部とBYOOLというSNSでも書きました。

多くの方々から「早く回復して、また記事を書いて下さい」という趣旨の慰めと、励ましのメッセージを合計50人の方々から頂きました。昨日、メーッセージを何度も読み返し、感動しています。

これらの方々とはネットの上だけの友人です。なんの関わりも無い全くの他人です。その他人が優しさと、愛情のこもったお手紙をくれるのです。人間の素晴らしさが体験出来ました。

このような経験は生涯で始めての経験です。真心のこもったメッセージや手紙を下さった全ての方々へ深い感謝を致しております。そして昨日の記事をお読み頂いた全ての方々へも感謝いたします。有難う御座いました。 

今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。 藤山杜人