後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

不思議なハンドル名に血が流れ人間になった

2009年08月16日 | 日記・エッセイ・コラム

理由が良く分かりませんが、ネットの世界では実名を使わないで、不思議なハンドル名を使います。不思議なのは良いとしても、ふざけたような名前もあります。英字のものも有ります。

このことへ抵抗感があり、なかなかネットの世界へ溶け込むことが出来ませんでした。ささやかな抵抗として、私は藤山杜人といかにも実名のようなハンドル名を使っています。

ところが病床で苦しい夜を過ごしているとき、思い出すのは温かい励ましを送ってくれた方々のハンドル名です。それが繰り返し、何度も出て来るのです。

鬼家(オニイエ)雅雄さん、ちひろさん、玲さん、mikaさん, dr yukiさん, PUKURAさん、 danielさん, dexさん, yuyuさん,amadeusさん,Hootaさん,Stellaさん,カミナリさん、愛媛のあっちゃんさん、狼皮のスイーツマンさん、Urayamaさん,Hikarunoさん, Shionさん, Siomさん,SEIKOさん,Yokoさん, hanaさん,NTさん,ながれさん、Vaseniorさん、ネイマさんDirector_ヒロさんらいおんはあとさん フォト子さん リタさん ゴルビーさん GAKUさん ヒラピンさん オカブさん、カズノコさん、漆山 治さん、やっくんさん、水木りょうさん、などなど多くの方々から励ましのメッセージを何度も頂きました。

実名にこだわる頑固な私は、いろいろ手を尽くして数名の方へはメールを送り実名を教えて頂きました。

上にも書いたように、暗い夜の病床で思い出すのは実名ではなくハンドル名の方です。そのハンドル名が生きた人間のように私を呼び、頑張れと言ってくれるのです。

この不思議な体験で、「実名よりハンドル名が生きている」ことを実感出来ました。これからは実名を調べたりせず、率直にネットの社会へ溶け込めるようになりました。病気になって失うものも有りますが、得ることも多いと言います。ネット社会へ自然体で溶け込めるようになった。これも得たものの重要な一つです。皆様はハンドル名と実名の違いが気になりませんでしょうか?

(終わり)


敗戦の日、そしてマリアの被昇天祭、そして暗い夏の日々

2009年08月16日 | 日記・エッセイ・コラム

1945年の8月15日は、疎開先の水田に囲まれた国民学校の校庭でラジオを聞きました。稲穂の匂いが暑い風にのって校庭に流れていました。

関係は有りませんが、同じ8月15日はマリア様の命日です。マリア様が天に迎えられた被昇天の祭日です。地方や国々によってはこの祭日を盛大にお祭りするところもあります。

今日のミサでの山本量太郎神父様の説教はこの祭日の説明でした。山本神父様の祖父がカトリックの伝道師だったので孫へも伝えたのです。それで小さい頃からマリア様の被昇天祭のことをご存じだったそうです。

「マリアの被昇天」として検索するとこの祭日の意味や、長崎や、遠く、ポーランドでの祝い方など興味深い情報が得られます。宗教画のお好きな方々のために一つだけ、http://homepage3.nifty.com/st_peter/cln/index7.html をご紹介いたします。

カトリック信者にとって夏になるとマリアの被昇天祭を思い出し、そして大浦天主堂のある長崎に原子爆弾が落とされたことを思い出します。260年の禁教を「隠れキリシタン」として信仰を守った日本人が現れたのです。フランスのプチジャン神父に会い、隠れた信仰を打ち明け、教会をはじめて建てたのです。その教会が大浦天主堂だったのです。その長崎に何故原子爆弾が落とされたのでしょう?神の意志が分かりません。

毎年、夏になると日差しは明るく輝いていますが、時々、心には闇が広がります。明るい日差しの照っているキビ畑の沖縄で人々が死んで行ったことなども連想します。

夏の輝きと暗い思い出。私の夏は複雑です。皆様の夏の思い出は如何でしょうか?(終わり)


夏の風物詩、伝統的な白帆漁の写真をお楽しみください!

2009年08月16日 | 写真

この夏は久しぶりに大病になり遠方へ旅ができません。回復しつつあると病気の自慢話がしたくなりますが、自慢すべきことではないのです。そこで今日は励ましを頂いた方々へ御礼の気持ちで、爽快な白帆漁の写真をお送りいたします。お楽しみ頂ければ大変嬉しく思います。昨年の夏、霞ヶ浦で撮影したものです。

ネット友のカズノコさんが水彩画を描くために行ったら、土日でないので出漁していなかったと、ご投稿下さいました。土浦観光協会で検索し観光のために出漁する日時をお確かめの上、お出かけ下さい。見物は観光船、ホワイトアイリスに乗船して船上から見るのが良いと思います。

今日も皆様のご健康と平和を心からお祈り申し上げます。 藤山杜人

050 044

幅の広い大きな網を船の横に入れ、船の長さいっぱいの巨大な白帆で網をゆっくり引いて行きます。数キロメートルも引いて行きます。ワカサギを取っていますが、10月になると透明な白魚をとります。霞ヶ浦に江戸時代からあった伝統的な漁法だそうです。ワカサギは佃煮にします。沖宿でも売っていますが、土浦駅ビル地下食品売り場の小魚佃煮専門店でも売っています。白魚の生の刺身は蓮田の中の「うなぎの山中」(電話0298-28-0804)で食べることが出来ます。川海老の天麩羅や釜揚げもあります。うなぎは焼きの濃い昔風の蒲焼です。撮影日時:2008年8月22日午後2時頃 (終わり)

055 065