理由が良く分かりませんが、ネットの世界では実名を使わないで、不思議なハンドル名を使います。不思議なのは良いとしても、ふざけたような名前もあります。英字のものも有ります。
このことへ抵抗感があり、なかなかネットの世界へ溶け込むことが出来ませんでした。ささやかな抵抗として、私は藤山杜人といかにも実名のようなハンドル名を使っています。
ところが病床で苦しい夜を過ごしているとき、思い出すのは温かい励ましを送ってくれた方々のハンドル名です。それが繰り返し、何度も出て来るのです。
鬼家(オニイエ)雅雄さん、ちひろさん、玲さん、mikaさん, dr yukiさん, PUKURAさん、 danielさん, dexさん, yuyuさん,amadeusさん,Hootaさん,Stellaさん,カミナリさん、愛媛のあっちゃんさん、狼皮のスイーツマンさん、Urayamaさん,Hikarunoさん, Shionさん, Siomさん,SEIKOさん,Yokoさん, hanaさん,NTさん,ながれさん、Vaseniorさん、ネイマさん、Director_ヒロさん、らいおんはあとさん フォト子さん リタさん ゴルビーさん GAKUさん ヒラピンさん オカブさん、カズノコさん、漆山 治さん、やっくんさん、水木りょうさん、などなど多くの方々から励ましのメッセージを何度も頂きました。
実名にこだわる頑固な私は、いろいろ手を尽くして数名の方へはメールを送り実名を教えて頂きました。
上にも書いたように、暗い夜の病床で思い出すのは実名ではなくハンドル名の方です。そのハンドル名が生きた人間のように私を呼び、頑張れと言ってくれるのです。
この不思議な体験で、「実名よりハンドル名が生きている」ことを実感出来ました。これからは実名を調べたりせず、率直にネットの社会へ溶け込めるようになりました。病気になって失うものも有りますが、得ることも多いと言います。ネット社会へ自然体で溶け込めるようになった。これも得たものの重要な一つです。皆様はハンドル名と実名の違いが気になりませんでしょうか?
(終わり)