今朝掲載しました、「明治維新以後の日本はアジアの植民地解放に貢献したーそれに感謝している国と感謝していない国―」という記事に対して、趣味人倶楽部のyuyuさんという方から以下のようなコメントを頂きました。
=====yuyu」さんのコメント=================
戦後の教育なのでしようか日本の戦争責任が多く語られ、日本人の大部分の人々は、「戦争で非道を極めたのは日本」 と信じているのではないでしょうか。戦争には略奪、暴行も確かに存在したのでしようが、それは一部の不届きな兵士の業です。私は長い間、台湾と韓国と同じくらい深く交流をしてきましたが、対日感情の大きな違いを肌で感じました。そして、中国は地域によって大きな差があるようです。アジアの植民地解放に、軍人として独立戦争へ参加して、働いた日本人のお話も納得です。正しい教育をせめて国内はするべきですね。
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そうですね。私の言いたかったことです。戦後の日本の歴史教育はアメリカへ追従するあまり明治維新以後の日本のかかわった全ての戦争を悪と断罪し、その戦争がアジアの国々へどのような影響を与えたかという客観的記述が皆無に等しいのです。その事は戦争が悪だということと関係のない影響なのです。
インドネシアでは敗戦後、多くの日本兵がインドネシアの独立戦争へ義勇兵として参戦し、オランダ軍と戦い、それらの日本人は現在、インドネシアの国立墓地に丁重に葬られているのです。
日本のマスコミは戦後、オランダの対日感情が悪いのは戦争中の捕虜虐待のためと報道していますが、その原因は戦後に日本兵がインドネシア独立のために戦ったからでもあるのです。原因が色々あるときその一つだけを学校の歴史で教えて、欧米に追従していれば、間違った歴史感を与えることになります。
ついでに言えば、チャンドラ・ボースがドイツへ行って、ヒットラーにインドの独立を支援を頼んだのです。そうしたらヒットラーは、「インドの独立は150年はやい!」と言って冷笑したそうです。その後、チャンドラ・ボースを潜水艦でドイツから招いたのが日本だったのです。ボースは日本の支援でインド人による義勇兵で組織したインド解放軍を作り、インパール作戦で日本軍とともにインドへ攻め込んだのです。これは客観的事実で現在のインドと日本の関係を理解するために重要な歴史なのです。それを日本の学校では明確に教えてないのです。
教科書に文部科学省の検定があるかぎりこの問題は解決しないと思います。
皆様は日本の学校で教えている歴史をどのようにお考えでしょうか? (終わり)