東京に住んでいると伊豆半島の東側はよく行きます。鉄道の便も良く、車の道もよく出来ていて、その上、絶景の連続なのです。
しかし伊豆半島の西側は鉄道も無く、その上道路が細くて不便です。景色も良く、温泉も良いことは知っていますが、何故か陸の孤島のような感じがしています。
美津、戸田、土肥、安良里、田子、堂ケ島、松崎、妻良という美しい港が点在していますが、道が細いのです。車の無かった時代はこれらの港は船でしか行けない孤立した集落だったのです。その上、黄金崎や恋人崎、そして波勝崎や石廊崎が連らなり、とにかく景勝の地なのです。
私も長い人生で、本当にたまにしか西伊豆までは足をのばしたことがありません。
一昨日から堂ケ島温泉に泊り、美津、土肥、安良里、堂ケ島、松崎、下田を巡って来ました。一昨日は晴天で、美津から船で駿河湾に出て、富士山や淡島の風景を楽しみました。そんな写真をお送りします。
まず駿河湾、美津沖から見た富士山です。
つぎは三角形の淡島の遠景です。島全体が公園になっていて水族館や遊歩道がついています。緑の美しい島です。
下は土肥港の近くの恋人岬の展望台から見た安良里方面の海です。
次の2枚は堂ケ島温泉の「かくれ湯、清流」という旅館の部屋からみた夕日です。
これを眺めながら冷えたビールを飲みました。
夕食は大広間で、坐って和食でした。質素なものでしたが丁寧に料理がしてありその誠意が嬉しかったです。
夕日の写真は家内が撮りました。
西伊豆は素朴で良い所です。是非お出掛けになってご覧下さい。(続く)