後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

船の見える風景・・・西伊豆;三津、恋人岬、堂が島

2012年05月17日 | 写真

何故か知りませんが私は幼少の頃から船が好きでした。戦前、塩釜港から宮戸島へ通う焼き玉エンジンの小さな船に乗った頃の楽しい思い出と重なるからと思っています。そして昨年まで26年間、ヨットの趣味に取りつかれていたためとも思います。

私の人生の楽しい思い出の場面に船の影が重なっているのです。

海や湖に浮かぶ船を見ると胸があつくなります。すぐに写真機のシャッターを押してしまいます。今回の西伊豆への旅で撮った「船のある風景写真」をお送りいたします。船のお好きな方々に楽しんで頂ければ嬉しく思います。

はじめは恋人岬の前を帆走しているヨットです。風が強いらしくジブを半分だけ開いています。後ろの航跡の長さを見ると相当なスピードで走っています。26フィート位のクルーザーのように見えます。

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下は美津のヨット専用泊地です。西伊豆ではここと安良里に大きなヨット専用泊地があります。林立するマストの奥に陸置した多くのモーターボートが見えます。

後ろの山の新緑が美しかったです。

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下は三津のすぐ沖にある淡島に係留されていた美しい姿のモーターボートです。

2階にある操縦席に座ってクルージングをしていると快適な筈です。私には一回だけその経験があります。

前甲板の下の寝室も広そうです。多分内装も美しい船に違いありません。

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下は堂が島の岩壁の下を観光案内するモーターボートです。多人数のお客を乗せるのではなく家族や仲間で貸し切るチャーター観光船のようです。屋根の上にも操縦席がついています。

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下は多数のお客を乗せる乗合観光船です。堂が島海岸は美しい岩壁が海面からそそり立っています。海から見ると素晴らしい景観が楽しめます。乗合観光船は数も多く、ひっきり無しに船が出入りしていました。

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大飯原発再稼働に賛成の人々の本音と反対する人々の本音を比べてみる

2012年05月17日 | 日記・エッセイ・コラム

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現在、日本にある原発50基が全て定期検査などの理由で操業を停止しています。

それでも全国の何処でも停電が起きていません。原発が不要だったのです。

しかし安心出来ません。夏になると関西電力が15%の電力不足になり、停電が起きる可能性が大きいのです。

そこで政府や電力会社は福井県にある大飯原発を再稼働したがっています。ところが再稼働に反対する世論が意外に大きくて政府としても様子眺めのようです。いろいろな安全検査をもっとするとか言って、時間を稼ぎ、世論の動向を観察しています。

世論、世論と言っても実は、その底には人々の本音や感情があるのです。しかし本音や科学的でない感情は他人へ言うのがはばかれます。新聞やテレビのような公器には出せない本音があるのです。

そこで以下に大飯原発再稼働賛成派と反対派の本音や感情を対比させながら考えてみます。対比させることで両者の特徴がより明快になり、今後の方針決定がしやすくなると信じています。少なくとも方針決定がしやすくなることを祈っています。

(1)賛成派:「早く大飯原発を再稼働しなければ、他の原発の再稼働も難しくなる。従って日本経済的に衰退して行く方向が決定的になる」・・・

反対派:「ここで大飯原発の再稼働を阻止して、夏を越すようにする。すると日本に原発が不要だったことが証明出来る。経済的衰退論は感情的な脅しに過ぎない。そんな扇動を本気にしないことが重要だ」

(2)賛成派:「反対派は経済の実態を知らな過ぎる。現在、停止している50基の健全な原発は稼働させなければ莫大な経済的な負担になるが、再稼働させれば莫大な利潤を生むのだ。経済音痴に日本の将来をまかせられない!」・・・

反対派:「経済成長一辺倒の政策決定で福島原発爆発が起きたことが忘れられないのか?福島県の人々が生まれ故郷を永久に捨て、失職をした上で移住しているのだ。再稼働賛成派はその過ちをもう一度しようとしているのだ。再稼働は少なくとも福島原発爆発被害者の救済のメドがたってから国民皆で納得できるまで議論してから決めるべきである!」

(3)賛成派:「イギリスで起きた産業革命以来、どのような技術でもリスクがあった。技術には100%安全なものが存在しないのが原理原則だ。無数の事故や犠牲者の上に現代の産業技術が発達して来た。原子力発電も例外ではない。

犠牲者が出るのは残念だが、仕方の無いことなのです。・・・

反対派:「政治権力者、大会社、国立大学、国立研究所などの権力側の人々は一部の人々が犠牲になっても仕方が無いと本音では思っている。それは人間性の欠如そのものなのだ。権力側の人々は人間性を軽視してでも技術開発に猛進する本性を持っている。

(4)賛成派:「原発の爆発に関連して感情的に反対するのは科学的でない。原発事故はよくある化学コンビナートの爆発事故と同じである、ただ規模が少々、大きかっただけである。感情的になる必要などない!」・・・

反対派:「感情的に反対して何故悪いのですか?しかし、感情的反対だけでもない人も居るのです。原発で生産される核廃棄物がこの狭い日本に溜まる一方で、その処理方法も出来ていないのです。化学コンビナートの爆発とは全然違う性質の危険性があるのです!」

・・・・・・・・・賛成派と反対派の本音はまだまだあります。続編で書きます。今日はこれで一休みします。

赤ちゃんを持っている母親の直観的反対や共産主義者の反対やキリスト教組織、仏教組織の反対やいろいろ複雑な現象なのです。皆さまのご意見を頂ければ嬉しく思います。

それはそれとして、今日も皆さまのご健康と平和をお祈り申し上げます。

後藤和弘(藤山杜人)

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